最新記事

メディア

バノン、右派メディア会長を辞任 暴露本でトランプ氏と関係悪化

2018年1月10日(水)10時45分

1月9日、トランプ政権の暴露本をきっかけにトランプ大統領との関係が悪化したバノン前大統領首席戦略官・上級顧問(写真)は、右派メディア、ブライトバート・ニュースの会長を辞任した。メリーランド州ナショナルハーバーで昨年2月撮影(2018年 ロイター/Joshua Roberts)

トランプ政権の暴露本をきっかけにトランプ大統領との関係が悪化したバノン前大統領首席戦略官・上級顧問は、右派メディア、ブライトバート・ニュースの会長を辞任した。同サイトが9日に明らかにした。

バノン氏は暴露本「炎と怒り」の中で、トランプ氏の長男ジュニア氏が2016年の米大統領選中にロシア人弁護士と接触したことを「反逆的」、「非愛国的」と批判する発言が引用されていた。

これを受けてトランプ氏はバノン氏が「正気を失った」と非難。トランプ氏は政権内の派閥争いを解消するため、昨年8月にバノン氏を更迭したが、暴露本が出るまでは良好な関係を維持していた。

バノン氏はその後の声明で「反逆的」とのコメントはジュニア氏に対するものではないと弁明したが、著者のマイケル・ウォルフ氏は反論している。

バノン氏は2012年にブライトバートに入社し、同サイトの知名度向上に貢献した。共和党の主流派に対抗し、「米国第一主義」を推進する政治運動を展開することを目指してきた同氏だが、会長辞任によって影響力が弱まる可能性がある。

同氏は同サイトに掲載された声明で「このような短期間で世界に通用するニュース基盤を構築したことを誇りに思う」と述べた。

[ワシントン 9日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


ニューズウィーク日本版のおすすめ記事をLINEでチェック!

linecampaign.png

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ニデック第三者委「永守氏が一部不正容認」、業績圧力

ビジネス

ユーロ圏消費者物価、2月1.9%に加速 懸念される

ビジネス

中東紛争でインフレ加速も、世界経済への打撃は軽微=

ワールド

〔アングル〕中東情勢が安保3文書改定に影響も、米軍
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 3
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 6
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中