最新記事

フランス政治

マクロン仏大統領誕生 25歳上の元演劇教師がファーストレディーに

2017年5月9日(火)09時14分

5月7日、39歳の若さで史上最年少のフランス大統領となるマクロン氏(左)と妻ブリジットさん(右)の初めての出会いは、マクロン氏が15歳、ブリジットさんが40歳のとき。ブリジットさんは既婚者で、マクロン氏に演劇指導を行う学校の先生だった。仏北部ルトゥケで撮影(2017年 ロイター/Philippe Wojazer)

39歳の若さで史上最年少のフランス大統領となるエマニュエル・マクロン氏と妻ブリジットさんの初めての出会いは、マクロン氏が15歳、ブリジットさんが40歳のとき。ブリジットさんは既婚者で、マクロン氏に演劇指導を行う学校の先生だった。

ファーストレディーとしてエリゼ宮(大統領府)に入ることになった64歳のブリジットさんによる、夫への指導は今後も続くだろうが、より大きな舞台の上で行われることとなる。

ブリジットさんは選挙期間中、常に夫のそばに立ち、スケジュール管理や演説原稿の編集、そして檀上でいかに振る舞うか助言を行った。

2週間前に行われた第1回投票での勝利後に行った演説で、マクロン氏はブリジットさんを壇上に上げて感謝の気持ちを伝え、拍手喝采を浴びた。

「ブリジット、以前にも増してあなたの存在は大きい。あなたなくして今の私はない」と、感極まったマクロン氏は、ブリジットさんの名前を叫ぶ大勢の支持者を前にこう語った。

2014年8月、左派オランド政権でマクロン氏が経済相に指名されたとき、同氏と妻のブリジットさんは共に無名の存在だった。1年後、ブリジットさんは野心的な若き夫を支えるため教職を離れた。

パリ東部セーヌ川のほとりにある経済省で行われる職員たちとのミーティングには、控えめながらもブリジットさんの姿があった。

「彼女(ブリジットさん)はここで多くの時間を過ごした。私にとって彼女の考えは重要であり、違う雰囲気をもたらしてくれるからだ。それは大切なことだ」と、マクロン氏は2016年8月にオランド政権から離れた後、最後のスタッフミーティングでこのように話した。

マクロン氏が大統領選への出馬を宣言するのはそれから3カ月後の11月16日だが、それまでには、25歳近く年上のブリジットさんとの関係はすでに始まっており、公人としての同氏の不可欠な一部となっていく。

ニュース速報

ビジネス

貿易摩擦、激化すれば金融市場に悪影響へ=モスコビシ

ビジネス

正午のドルは112円後半、113円台に乗せるエネル

ビジネス

国内ライドシェア禁止に「信じられない=ソフトバンク

ワールド

EU当局者、来週の訪米で自動車関税巡り合意模索=ト

MAGAZINE

特集:人生が豊かになるスウェーデン式終活

2018-7・24号(7/18発売)

「自分らしい生き方を最後まで全うしたい」と望む世界の高齢者が注目する北欧式「最後の断捨離」とは

人気ランキング

  • 1

    インドネシア、住民死亡の敵討ちでワニ292匹を虐殺 一番怖いのはヒトだった

  • 2

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、被害続発する事情とは

  • 3

    「何か来るにゃ...」 大阪地震の瞬間の猫動画に海外が注目 アメリカでは19世紀から軍で研究も

  • 4

    ブラジルの街中でサソリの大繁殖が始まった?昨年死…

  • 5

    キャサリンVSメーガン! 英王室に勃発したファッシ…

  • 6

    米ロ会談、プーチンの肩持った裏切り者トランプにア…

  • 7

    収入が減る一方で家賃は上がる──日本が過去20年で失…

  • 8

    「おカネの若者離れ」で、どんどん狭くなる趣味の世界

  • 9

    「乱交」で種の境界を乗り越えるサル

  • 10

    美しいビーチに半裸の美女、「中国のハワイ」にまだ…

  • 1

    「何か来るにゃ...」 大阪地震の瞬間の猫動画に海外が注目 アメリカでは19世紀から軍で研究も

  • 2

    金正恩の背後の足場に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

  • 3

    金正恩「デート禁止令」に、北朝鮮大学生の不満が爆発

  • 4

    美しいビーチに半裸の美女、「中国のハワイ」にまだ…

  • 5

    インドネシア、住民死亡の敵討ちでワニ292匹を虐殺 …

  • 6

    タイ洞窟の少年たちの中には、無国籍だが5カ国語を話…

  • 7

    オウム死刑で考えた──日本の「無宗教」の真実

  • 8

    キャサリンVSメーガン! 英王室に勃発したファッシ…

  • 9

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

  • 10

    米ロ会談、プーチンの肩持った裏切り者トランプにア…

  • 1

    史上最悪の「スーパー淋病」にイギリス人男性が初感染、東南アジアで

  • 2

    美しいビーチに半裸の美女、「中国のハワイ」にまだ足りないもの

  • 3

    「何か来るにゃ...」 大阪地震の瞬間の猫動画に海外が注目 アメリカでは19世紀から軍で研究も

  • 4

    噴火がつづくハワイ・キラウエア火山──空から宝石が…

  • 5

    悪臭で飛行機を降ろされた男性、体組織が壊死する感…

  • 6

    金正恩の「美少女調達」システムに北朝鮮国民が怒り

  • 7

    金正恩の背後の足場に「死亡事故を予感」させる恐怖…

  • 8

    世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ

  • 9

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

  • 10

    【悲報】感電して牛が死に、飼い主が死に、助けよう…

資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
Pen編集部アルバイト募集
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版

特別編集 ジュラシックパークシリーズ完全ガイド

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月