最新記事

アカデミー賞

アカデミー賞逆転劇、スターたちの粋なリアクション

2017年2月28日(火)18時30分
トゥファイル・アフメド

ウソのような逆転劇に会場は騒然となった Oscar 2017 / Newsweek

<作品賞の誤発表という異例の事態。前代未聞のアクシデントに、居並ぶセレブたちが考えたことの1つは「この間違いが大統領選で起こったのならよかったのに」だった>

【参考記事】オスカー作品賞「誤」発表の大トラブル、その時何が起こったか

まず目玉ともいえる作品賞の発表で、プレゼンターの女優、フェイ・ダナウェイが本来の受賞作品ではない『ラ・ラ・ランド』を最優秀賞としてコールしたのだ。実際の作品賞はバリー・ジェンキンス監督、ブラット・ピットが製作総指揮を執った『ムーンライト』。間違いが判明した瞬間、会場は混乱と当惑に包まれた。




ビリー・クリスタル/Billy Crystal(俳優)
これが大統領選なら良かったのに。




セス・マクファーレン/Seth MacFarlane(俳優)
原因はわかっている。アカデミー賞の数百万人の不法会員が投票したのさ。




クリストファー・マーフィー/Christopher Murphey(民主党上院議員)
私には夢がある。
#Oscar授賞式の出来事が選挙の夜に起こってくれたら...という夢が。




ワンダ・サイクス/Wanda Sykes(コメディエンヌ)
高齢のプレゼンターを責めてはだめ。彼らはウォーレン・ベイティに間違った封筒を渡した。それはプーチンだったかも。


これに似たようなアクシデントは2015年のミス・ユニバース大会でも起こっている。司会を務めたコメディアンのスティーブ・ハーヴェイが誤って優勝者を発表した。この事件にひかっけた反応も多かった。




ミス・ユニバース公式アカウント
私たちに電話して。
どうしたらいいか知っているから。




オーランド・ジョーンズ/Orlando Jones(俳優)
スティーブ・ハーヴェイの最優秀モノマネ賞はウォーレン・ベイティに贈る。




ジミー・キンメル(アカデミー賞の司会をしたコメディアン)
個人的にはスティーブ・ハーヴェイのせいだと思うね。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

豪GDP、第2四半期は前年比+1.8%に加速 約2

ビジネス

午前の日経平均は反落、連休明けの米株安引き継ぐ 円

ワールド

スウェーデンのクラーナ、米IPOで最大12億700

ワールド

西側国家のパレスチナ国家承認、「2国家解決」に道=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 2
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 3
    「見せびらかし...」ベッカム長男夫妻、家族とのヨットバカンスに不参加も「価格5倍」の豪華ヨットで2日後同じ寄港地に
  • 4
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 5
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 6
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 7
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 8
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 9
    Z世代の幸福度は、実はとても低い...国際研究が彼ら…
  • 10
    「人類初のパンデミック」の謎がついに解明...1500年…
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 4
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 5
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 6
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 7
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 8
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 5
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 6
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中