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中国の大気汚染、北部23都市で最高レベルの「赤色警報」発令へ

2016年12月17日(土)10時02分

12月16日、中国の環境保護省は、秋以降で「最悪の」大気汚染が北部で予想されるとして、最高レベルの「赤色警報」を出すよう北部の23都市に要請した。写真は山東省で11月撮影(2016年 ロイター)

中国の環境保護省は16日、秋以降で「最悪の」大気汚染が北部で予想されるとして、最高レベルの「赤色警報」を出すよう北部の23都市に要請した。国営英字紙チャイナ・デイリーが同日、伝えた。

北京当局は15日に赤色警報を発令し、21日まで続く見通しだと述べた。

同紙によると、山東省済南市を含む9都市が、1レベル下の「オレンジ警報」を出すよう指示されたという。

赤色警報は、大気汚染指数(AQI)の1日の予想平均値が終日500を上回るとみられる場合、2日続けて300を超えるとみられる場合、および4日間200を上回るとみられる場合に発令される。

初の「赤色警報」は昨年12月に北京で発令され、学校の休校や建設作業の中止などの影響が出た。



[北京 16日 ロイター]


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