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イエメン内戦状態のイエメン、政府軍とシーア派組織が和平へ向け停戦入り
政権を支持するサウジアラビア主導の連合軍も停戦に同意、和平に期待

4月11日、内戦状態にあるイエメンで午前0時、政府軍とイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」との一時停戦が発効した。18日にクウェートで始まる和平交渉に向けた措置。写真はイエメンのBaraqishで6日撮影(2016年 ロイター/Ali Owidha)
内戦状態にあるイエメンで11日午前0時、政府軍とイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」との一時停戦が発効した。18日にクウェートで始まる和平交渉に向けた措置。
ハディ政権を支持するサウジアラビア主導の連合軍は、政府軍とともに停戦を尊重するとした上で、イランの支援を受ける「フーシ派」にも戦闘行為を控えるよう求めた。
報道によると、11日未明に南西部タイズ周辺で複数の衝突があったというが、ロイターは確認できていない。
イエメンのミフラーフィ外相はメディアに対し、発効直後は違反があるかもしれないが、双方が停戦に向けた合意を尊重するよう期待すると述べた。
