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対ロ外交

ウクライナ危機で問われる安倍の価値観外交

2014年3月18日(火)13時59分
深田政彦(本誌記者)

「ウクライナ同様、不法占拠が続く日本こそ主権の重要性を説くべきだ」と、袴田は言う。「そうした毅然さにロシアは一目置くし、ひいては北方領土問題解決にもプラスになる」

 日本政府は自由と民主主義に基づく「価値観外交」を掲げ、東西を結ぶ要衝としてウクライナとの関係を深めてきた。中途半端な態度を取っては安倍外交の価値観そのものが問われる。

[2014年3月18日号掲載]

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