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中国の原発は「日本より100倍安全」

2011年5月12日(木)12時03分
千葉香代子(本誌記者)

経済成長に伴う旺盛なエネルギー需要を賄うため、中国は原発大国へ邁進中。日本の原発事故以降、政府は国民の不安解消に躍起になっている。先週は「中国の原子力エネルギーの父」と呼ばれる科学者の欧陽予(オウ・ヤンユィ)が北京で講演。中国が建設中の原発は第3世代で、第2世代の福島第一原発より100倍安全と請け合った。

2013年に稼働する予定の浙江省の三門原発は、東芝子会社の米ウェスティングハウスが開発した最新加圧水型原子炉のAP1000を採用。原発のすぐ隣には職員用アパートがあり、近くには5つ星ホテルも建設中。そのくらい安全だとアピールしたいらしい。

この炉は格納容器の上に巨大な貯水池があり、冷却システムが作動しなくなると自動的に水が落ちてくる。電源が喪失しても重力の力で安全が保たれる新発想が売り。この型はアメリカでも連邦議会で最終承認段階に入っている。

中国は現在稼働中の原発13基を2020年までには約70基に増やす計画だ。日本の事故で一旦は新規開発を凍結したが、本音では立ち止まる気などさらさらないのだろう。

[2011年4月13日号掲載]

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