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ステージから消されたガリアーノ

看板デザイナー、ジョン・ガリアーノの差別発言騒動でディオールが見せた冷徹な危機管理術と人身掌握術

2011年3月9日(水)13時01分
ロビン・ジブアーン(ファッション担当)

頂点 昨年の「ジョン・ガリアーノ」メンズ秋冬コレクションのランウェイを闊歩するガリアーノ  Julien Hekimian/Getty Images

 3月4日の晴れた午後。パリはロダン美術館の中庭のテントで、「クリスチャン・ディオール」の2011〜12年秋冬コレクションが開かれた。最後のモデルが引っ込んで照明が落ちると、1500人以上のファッション関係者やファンは立ち上がって拍手喝采。なぜか。

 ディオールのクリエーティブディレクター、ジョン・ガリアーノ(50)の解雇からまだ3日とたっていなかった。彼はパリのバーで男女2人に反ユダヤ的な暴言を吐いたとされ、同じような発言をしている現場の動画までイギリスの大衆紙のサイトで暴露されてしまった。

 ガリアーノは人種差別的な発言をしたかどで訴追され、春には裁判が開かれる予定だ。...本文続く

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