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フェイスブックがついに「出会い系」サービス開始 「友達」の扱いは!?

2019年09月18日(水)18時55分
アリストス・ジョージャウ

フェイスブックは信用できる仲人になれるか(写真はイメージ) bombuscreative-iStock

友達とつながるはずのフェイスブックがついに、「出会い系」アプリに乗り出した。9月5日にアメリカで公開後、ブラジルやカナダ、マレーシアなど20カ国でサービスを開始(日本は対象外)。デートアプリ「ティンダー」などに勝負を挑む。

18歳以上のフェイスブックユーザーで、最新バージョンをダウンロード済みなら、設定を選ぶだけで簡単にサービスを利用できる。通常のプロフィールとは別に、出会い系用プロフィールを作成することも可能だ。

あとは、ユーザーの好みや興味、活動を参考にして、同じく出会い系設定をしているユーザーの中から最適な人をフェイスブックが紹介してくれる。基本は「友達」以外のユーザーを紹介するが、友達やインスタグラムのフォロワーの中からも、9人までの候補をひそかに「登録」しておくことができる。相手も自分のことを登録すると、互いに通知が行く仕組みだ。

個人情報問題で批判を受け続けるフェイスブックだが、このアプリでは「安全対策とプライバシー保護は万全」だとか。

【参考記事】出会い系サイトのアプローチは博打に似ている――本能的な好みの「真実」と現実世界のズレ
【参考記事】交際のきっかけ、「インターネットでの出会い」が最多に!


190924cover-thum.jpg※9月24日号(9月18日発売)は、「日本と韓国:悪いのはどちらか」特集。終わりなき争いを続ける日本と韓国――。コロンビア大学のキャロル・グラック教授(歴史学)が過去を政治の道具にする「記憶の政治」の愚を論じ、日本で生まれ育った元「朝鮮」籍の映画監督、ヤン ヨンヒは「私にとって韓国は長年『最も遠い国』だった」と題するルポを寄稿。泥沼の関係に陥った本当の原因とその「出口」を考える特集です。

[2019年9月17日号掲載]

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