使っていたら変更を! 「使用頻度の高いパスワード」ランキング...リスクを下げる「5つのルール」
America’s Most Common Passwords Revealed—and It’s Bad News for Boomers
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<パスワード管理ソフトの企業が、アメリカで最も多く使われているパスワードのランキングを発表。パスワードの重要度が高まるなか、その結果は憂慮すべきものだった>
多種多様なデジタルのサービスに囲まれた生活を送るほとんどの現代人にとって、パスワードはなくてはならない存在。ただそれだけに、それぞれのパスワードの安全性もかつてなく重要となっている。このたびアメリカで最も多く使われているパスワードに関する最新調査の結果が公表されたのだが、その内容は憂慮すべきものだった。
■【ランキング】ここに入っているパスワードは今すぐ変更を...最もよく使われているパスワードのランキングを発表
オンライン上で個人情報を守るためには、強固なパスワードを設定する必要がある。今年6月には、AppleやGoogleなどの企業のユーザーアカウントやSNS、VPNへのログイン情報を含む推定160億件のパスワードがオンライン上に漏洩した。
これは史上最大級の情報漏洩のひとつとされ、数十億件のログイン情報を含む30以上のデータセットが無防備な状態のままになっていたことをサイバー領域の研究者たちが発見した。この事件をはじめとする複数の漏洩事件は、パスワード管理の重要性を示す警告となるはずだったが、多くのアメリカ人にその警告は届かなかったようだ。
パスワード管理ソフト「NordPass」のチームは、毎年恒例の「最もよく使われるパスワード200」を発表した。その結果、アメリカで最も使われているパスワードは「admin」、2位は「password」と、非常に脆弱なものだった。トップ5は以下のとおり。
1位:admin
2位:password
3位:123456
4位:12345678
5位:123456789






