人類のアルコール好きの起源は進化にあった...「酔っ払い猿」が示す、人類の進化の新事実とは?
The Human Ape and Alcohol
「熟して発酵した果物の位置を特定し、素早く摂取することを助ける感覚・行動メカニズムの進化にメリットがあったことを示唆している」
アルコール消費はカロリー摂取に役立ち、ひいては生き残りに貢献したのではないかと、ダドリーは指摘する。アルコールに引かれる仕組みは、現代の人類にも残っているのかもしれない。「人間が酒を飲み、時に過剰に飲酒する傾向はいわば『進化上の二日酔い』だ」
「今後の研究では、果実中のエタノールと糖分の摂取に関する霊長類の選択行動を評価し、果食動物全般のアルコール代謝遺伝子のゲノム解析を行うつもりだ」
Reference
Maro, A., Sandel, A. A., Blaiore, B. Z. A., Wittig, R. M., Mitani, J. C., & Dudley, R. (2025). Ethanol ingestion via frugivory in wild chimpanzees. Science Advances, 11(38). DOI: 10.1126/sciadv.adw1665





