実は別種だった...ユカタンで見つかった「新種ワニ」が常識を覆す
Biologists Reveal Two New Crocodile Species: 'Totally Unexpected'

DNAが語った衝撃の事実...ユカタンで発見された「見過ごされていたワニ」の正体(写真はイメージです) Shelly Collins-Unsplash
<メキシコ・ユカタン半島沖で、科学者たちがアメリカワニとは遺伝的に異なる2種類の新種を発見。想定外の発見は、既存の分類の見直しを迫る結果となった>
メキシコのユカタン半島で、新種のワニが2種類見つかった。科学者たちはこの「まったくの予想外」の発見を受け、アメリカワニに関する長年の想定を再考するよう迫られている。また、判明した新種2つの個体群は、環境や気候変動の影響を受けやすい状態にあるとして警鐘を鳴らしている。
「ワニは、大半の種がすでに絶滅の危機に瀕している。そして、急ピッチで進む海岸線の開発は、ほとんどの個体群にとっての脅威となっている」。論文著者で、カナダ・マギル大学の生物学教授ハンス・ラーソン氏は声明でそう述べた。「この研究の目的はそもそも、ユカタン半島の沖に点在する離島に生息する多様なワニの種を正確に把握することだった」
ラーソン氏率いるマギル大学の研究チームは、メキシコの研究者たちと協力し、ユカタン半島沖に浮かぶコスメル島と、アメリカワニの繁殖地として知られる生物圏保護区のサンゴ環礁バンコチンチョロで、ワニの新種を特定した。
これらの一帯で孤立して暮らすワニたちは、一般的なアメリカワニの地域個体群だというのが長年の定説で、その生息域は、バハカリフォルニア半島からベネズエラ、カリブ海全域に及ぶ。
研究チームは、DNA配列の解読と身体的特徴の比較を行った結果、コスメル島とバンコチンチョロに生息しているワニは、単なる地理的変異ではなく、遺伝的に異なる種だという結論に至った。
「この結果はまったくの予想外だった」。声明でそう述べたのは、論文の筆頭著者で、大学院生時代にはラーソンの研究室に所属していたホセ・アビラ=セルバンテス氏だ。
「アメリカワニは、バハカリフォルニア半島からベネズエラ、カリブ海全域に生息する単一の種だと、私たちは思い込んでいた。今回の研究は、これらのワニのゲノム変異と解剖学的変異を広範囲に調査したものとしては初めてのものだ」
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