最新記事

ドローン

顔認識して自動でフォロー。自撮りに特化したスティック型ドローン

2016年7月28日(木)16時40分
geared (ギアード)

<これがあればもう自撮り棒は不要? 撮影対象の人物の顔を認識して追従する、自撮りに特化したスティック型ドローンが登場した>

 ドローンといえば4つのプロペラがついた機体を思い浮かべますが、このドローン ROAM-e はタンブラーを逆さまにしたような形のスティック型の本体に、二つのプロペラが2つ付いた構造です。

roame2.jpg

【参考記事】水中ドローン、ダイバーを自動追随して撮影

 ROAM-e の一番の特徴は、リアルタイムの顔認識機能と追従機能。撮影対象の人物の顔を一度認識すると、その人が動いても自動的について行き、安全に配慮した距離でホバリングしながら撮影を行います。

gr2.jpgこのように人がたくさんいるシーンでも対象の人物を見分けてフォローします。

roam3.jpg収納時はプロペラを折りたたんで持ち運べます。サイズは500mlのペットボトルより少し大きいくらい。 

 カメラは500万画素の CMOS センサーを内蔵しており、360度のパノラマ撮影や動画撮影、ライブストリーミングも可能。2時間の充電で20分飛行できます。

 コントローラーで操作する必要がないことの簡便さも大きな特徴です。これまでも自動追尾機能を備えたドローンはありましたが、ユーザーが追跡用のデバイスを装着する仕様が一般的でした。顔認識機能を備えた ROAM-e はデバイスも必要ないですし、エクストリームスポーツやフィッシングなどでの自撮りの用途にはかなり適したプロダクトと言えそうです。

 価格は399ドルで日本への送料は無料。ただし、注文から発送まで12週間ほどかかります。



執筆:Geared(Facebookページ)

○関連記事(ギアード)
スマホで成型!? ポータブル&安価な3Dプリンタ OLO

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

独経済回復、来年は低調なスタートに=連銀

ビジネス

ニデック、永守氏が19日付で代表取締役を辞任 名誉

ビジネス

ドル157円台へ上昇、1カ月ぶり高値 円が広範にじ

ビジネス

仏ルノー、S&Pが格上げ 投資適格級に復帰
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 2
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末路が発覚...プーチンは保護したのにこの仕打ち
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 6
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 7
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 8
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 9
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 10
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 9
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 10
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中