カヌーを転覆させ「デスロール」で女性を水中に引きずり込み殺したワニ、射殺される
フロリダには多くのワニが生息している(写真はイメージ) Michelle L. Alvarez-shutterstock
<フロリダ州にはワニが130万頭以上生息しており、当局も注意を呼び掛けている>
フロリダ魚類野生生物保全委員会(FWC)は2026年1月、前年5月に61歳の女性を殺したとみられるワニを、特定、射殺していたと発表した。
そのワニの全長は3.5メートルに及ぶという。
米CNN提携局WESHの報道によると、フロリダ州ポーク郡にあるキシミー湖州立公園で、シンシア・ディケマさんは夫とともにカヌーで浅い水域を進んでいたが、進路の浅い水中に隠れていた巨大なワニの背を知らずに通過した。その際、ワニは驚いて暴れ、カヌーは転覆。2人は60センチほどの水中に投げ出された。
直後、ディケマさんはワニに胴体をかまれ、「デスロール」と呼ばれる回転攻撃によって水中に引きずり込まれた。夫は必死に救出を試みたが叶わず、シンシアさんは後に遺体となって発見された。ただし、シンシアさんの右腕は回収されなかったという。
【動画】「デスロール」で水中へ...カヌー中、ワニに襲われた女性
米テレビ局FOX13など各種報道によると、FWCは、今回の事故は人間を積極的に狙った襲撃ではないと位置付けており、この事件はワニが驚いて反射的に引き起こした事故だったとした。
また、FWCは平時より、フロリダの水域でレクリエーション活動を行う人に対し、野生生物への距離を保つよう注意を促している。実際、フロリダ州内には推定130万頭以上のワニが生息しており、水辺での遭遇は決して珍しいことではないと指摘している。







