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暖房・給湯・加湿・追いだき...冬の光熱費をまとめて下げる「すぐ効く」習慣

2026年1月3日(土)08時44分
和田 由貴 (節約アドバイザー*PRESIDENT Onlineからの転載 )

冬こそサーキュレーター+エアコンの合わせ技

夏に活躍するサーキュレーターは、冬の暖房効率を高めたいときにも有効です。暖かい空気は天井付近にたまりやすく、エアコンだけでは足元が冷えがち。天井に向けて風を送って空気を撹拌(かくはん)すれば、設定温度を上げずに体感温度を高めることができます。

消費電力もごくわずかで、1時間つけっぱなしでも電気代は1円未満。扇風機でも同じ効果を得られる、手軽で効果的な節電法です。


また、エアコンは「風量を弱くすれば節電になる」と思われがちですが、実は風量による電気代の差はほとんどありません。それよりも、設定温度が1度変わるだけで消費電力が約10%変わるといわれており、温度設定のほうが電力消費に大きく影響します。

風量は"自動"設定にしておけば、寒いときは強風で一気に暖め、室温が上がれば自然と弱風に切り替わるため、最も無駄のない使い方といえます。

なお、エアコンのフィルターは1年間掃除しないと、消費電力が約25%増えるといわれています。ほこりが詰まると空気の吸い込みが悪くなり、設定温度に達するまで時間がかかるためです。また、自動掃除機能付きでも、ダストボックスの清掃や内部メンテナンスは定期的に行いましょう。

出費が増すお風呂の追いだきは注意

お風呂の光熱費で特に気をつけたいのが「追いだき」です。

お湯の温度は2時間で4〜5度下がるといわれ、そのたびに沸かし直すと、年間で6000円以上のロスになることもあります。できるだけ家族が続けて入浴するのが理想です。

それが難しい場合は、保温シートの活用がおすすめ。浴槽の形に合わせてカットし、"落としぶた"のようにお湯に浮かべ、その上からフタを閉めるだけで、温度低下を大幅に防げます。

また、「自動お湯はり」モードをつけっぱなしにしておくと、わずかに温度が下がるだけで追いだきが自動的に始まります。お湯がたまったら一度オフにしておくことで、無駄なエネルギー消費を抑えられます。

加湿器で体感温度を2度上げる

冬の節電で意外と見落とされがちなのが「湿度」です。

湿度が低いと、同じ室温でも体感温度が下がり、「暖房をつけているのに、なんだか暖かく感じない」といった状態になりがちです。逆に、湿度を40〜60%に保つだけで、体感温度が2〜3度上がるとされています。まずは湿度計を置いて、部屋の湿度を確認してみましょう。

洗濯物を室内に干すのも手軽な方法ですが、より安定して加湿したいなら加湿器の活用を。加湿器には「気化式」「スチーム式」「超音波式」、そしてそれらを組み合わせた「ハイブリッド式」があります。

この中でも最も省エネなのは「気化式」です。ヒーターを使わないため電気代が安く、過加湿にもなりにくい。長時間使っても部屋の湿度を安定して保てるのが特徴です。

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