最新記事
育児

息子が「自分の指を噛みちぎりそうに...」 母親が映像を公開、二分脊椎の子を持つ親たちから共感の声

Mom’s Horror As She Realizes What Paralyzed Toddler Has Been Chewing On

2025年11月19日(水)17時24分
ジャック・ベレスフォード

動画を公開することで母親が伝えたいこと

とはいえ彼女は、今回TikTokに投稿した「血だらけの足指」などの動画が、多くの人にとって衝撃的に見えることは理解している。「外から見たら、圧倒されたり大変に思えるようなことかもしれない。でも私たちにとっては、これが『うちの普通』。自分の子供のことになると、人は自然と受け入れられるようになる。すごいと思う。」

実際、セイラーが自分の足の指を噛んでしまったのはこれが初めてではなかった。「新しい歯が生えてくると、足を噛む癖がある」とハンナは話す。以前は保護用のバンテージを使っていたが、「最近は歯が生えていなかったから使っていなかった」という。

だがその日の朝はセイラーに新しい奥歯が生え始めていたため、またその癖を繰り返してしまったようだ。ハンナは「完全に油断してた」と話し、「私は子供2人を車に乗せて、1時間ほど運転して帰宅したところだった。セイラーは車の中でしか(足の指を噛むことを)しない。私たちに見られてないと分かっているから」

ハンナがこうした動画を投稿するのは、「同じような苦労をしている他のお母さんたちがいることを知っているから」だ。

実際、動画には彼女に共感するコメントも寄せられた。「うちの二分脊椎の娘も同じことをやっていたが、そのうちやらなくなった」「うちの息子も二分脊椎だが、歯が生えてきた妹が彼の足を噛みまくっていた」といったものだ。

ハンナはこうした動画を投稿することによって、同じ立場の親たちが日常的に直面する現実を、もっとオープンにできればいいと考えている。「たとえ困難があっても、障害によって親や子供の可能性が制限されるべきではない」と彼女は語る。「こうしたことを、もっと率直に話せるようにしていく必要がある」

【関連記事】
【動画】先天性の病気を持つ子の「日常」を知って...自分の指を「噛み切りそうになる息子」の 映像を母が公開
舌がこうなっていたら口内炎ではない...医師がひと目で「癌」と診断した英女性の「口の中」

ニューズウィーク日本版 AI兵士の新しい戦争
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年1月13号(1月6日発売)は「AI兵士の新しい戦争」特集。ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イエメン分離派が分裂、一部が解散発表 指導者側は否

ワールド

イランが国外と遮断状態に、最高指導者「トランプ代理

ビジネス

中国自動車販売、25年3.9%増 今年は横ばいと乗

ビジネス

今年もM&Aは好調見通し、リスクに備え規模追求=J
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 7
    「不法移民からアメリカを守る」ICEが市民を射殺、証…
  • 8
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 9
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 10
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 7
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 8
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 9
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 10
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中