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「ダメ」もNG?...児童心理学者が教える、親が子供に言うべきではない「4つのフレーズ」とは

Child Psychologist Reveals the 4 Common Phrases Parents Should Never Say

2025年11月6日(木)16時44分
アリス・ギブス
泣く子供

Zahra Amiri-Unsplash

<児童心理学の専門家によれば、ポイントは「子供の感情に配慮したアプローチ」にあるようだ──>

正しい言葉をかけるのは簡単ではない。特に子育ての場面ではなおさら難しくなる。

だが、臨床心理士で、子育てと教育の戦略アドバイザーとして10年以上の経験を持つサラ・レボヴィッツ・スリア(Sarah Lebovitz Suria)氏は、親が避けるべき言い回しと、代わりに使うべき表現を紹介している。


サラ・レボヴィッツ・スリア(Sarah Lebovitz Suria, PhD, ABSNP)

米ペンシルベニア州で活動する臨床心理士。フォーダム大学で学校心理学の博士号を取得し、ニューヨークの個人診療所で神経心理学的検査や家族に向けたアドバイス・支援を行ってきた。



親が「避けるべき」フレーズ

避けたい言葉①:「大丈夫だよ」
代わりに使いたい言葉:「不安なんだね」

つい子供の不安をすぐに打ち消したくなるが、「大丈夫だよ(You're fine)」という言葉は、子供の助けにならないことがあると、スリア氏は本誌に語る。

「親が『大丈夫』『平気だよ』と言っても、子供自身はそう感じていないかもしれない。だから、『不安なんだね、深呼吸しようか』などと言ってみてほしい。膝をすりむいたときには、『大丈夫』と言う代わりに、『洗ってから、あとでまた様子を見よう』と伝える方がいい」

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