最新記事
身だしなみ

「清潔と清潔感は違う...」 変えるだけで営業成績がぐんぐん上がる!?言葉より信頼される身体の部位とは

2025年3月11日(火)15時23分
丸山 ゆ利絵 (日本初のプレゼンス・コンサルタント)*PRESIDENT Onlineからの転載

「清潔感」を誤解して失敗する人

身だしなみは人と良好な関係を築くさいの最初の入口です。清潔感がないと判断されると、信頼どころか避けられる可能性さえあります。清潔感の有無は人間の生理的な感覚を刺激しやすく、理屈ではなく本能的に「OK/NO」が決まるからです。

NOとなれば致命的で言葉での言い訳も効かない重要ポイントです。しかし、それにもかかわらず失敗している人が多いのも身だしなみです。その理由は「清潔であること」と「清潔感があること」の2つの違いが理解できていない人が多いからです。

清潔と清潔感の違いは「手入れが行き届いている様子」にあります。

違いを理解できていない人は、顔をきちんと洗って、歯磨きもして、シャワーや入浴も毎日、服だってしっかり洗濯したものを身につけるなど清潔にする習慣がある、だから清潔だ、と胸を張ります。もちろんこれは「清潔な状態」です。

しかし、ここで胸を張る人に限って、こまめな散髪などができておらず襟足が伸びていたり、髪の毛をセットできておらず、毛先がパサパサ、肌や唇も乾き切っていたり、服がヨレヨレだったりします。それでは「清潔感がある状態」ではありません。

髪や肌に適度な潤いやツヤがあるか

「清潔感がある状態」は人が見て「清潔」を想起できることです。それには、髪や肌に適度な潤いやツヤがあり、手入れがきちんと行き届いていることが他人にはっきりわかることが必要です。

はっきりわからなければ、せっかく自分を清潔な状態にしていても「身だしなみ」という点では意味がないのです。

自分を清潔にする習慣に加えて、自分を手入れする習慣もどんどん身につけてください。まずは洗顔後にローションやクリームなどで肌を保湿することを習慣にしましょう。

自分の手入れは男女関係ありません。髪の毛が短いヘアスタイルの人は少なくとも1か月に1回以上のこまめなカットが必要です。

女性は髪の毛を伸ばしている人も多いと思いますが、髪の毛、とくに毛先のツヤ感が保たれているかに気をつけてください。じつはこういう箇所で印象が決まるのです。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:値上げ続きの高級ブランド、トランプ関税で

ワールド

訂正:トランプ氏、「適切な海域」に原潜2隻配備を命

ビジネス

トランプ氏、雇用統計「不正操作」と主張 労働省統計

ビジネス

労働市場巡る懸念が利下げ支持の理由、FRB高官2人
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 5
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 6
    オーランド・ブルームの「血液浄化」報告が物議...マ…
  • 7
    【クイズ】2010~20年にかけて、キリスト教徒が「多…
  • 8
    これはセクハラか、メンタルヘルス問題か?...米ヒー…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 8
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 10
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中