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12歳の保護犬を救ったつもりが...救われたのは私の方だった

Woman Asks to See Oldest Dog in Shelter—Her Life Hasn't Been the Same Since

2025年3月6日(木)13時40分
マリア・アズーラ・ヴォルペ

安楽死の危機から救われたジャッキー・リン

@kristentbrown to my sweet 12 year old Jackie Lynn♥️ (I cried making this) #dogsoftiktok #doglover #adoptdontshop #shelterdog ♬ Landslide (2017 Remaster) - Fleetwood Mac

ブラウンさんによると、ジャッキー・リンは「賢くて、かわいくて、面白い女の子」。もともと彼女の前の飼い主が亡くなり、その家族が引き取りを拒否したことで、保護施設に入ったという。

「彼女は3カ月間も施設にいた。そして私が引き取る2週間後には、安楽死させられる予定だったの。多くの人は私がジャッキーを救ったと言うけれど、実際に救われたのは私たちの方だった。彼女は私たちに再び光と笑い、そして愛を与えてくれた」

しかし、ジャッキー・リンを迎えた後も試練は続いた。彼女の脚には腫瘍があり、気管支炎を患い、1年以上も治療されていなかったひどい耳の感染症のせいで耳の穴が完全にふさがっていた。

「それでも、私はこの子を迎えると決めていた。彼女には十分な価値があるし、そんな問題があっても、私が引き取ることをやめる理由にはならなかった」

幸いにも、耳の感染症は治まり、脚の腫瘍も良性の脂肪腫であることが判明。さらに、吸入器を使うことで気管支炎の症状も大きく改善された。今では、まるで子犬のように元気に兄弟犬たちと飛び回るほど、充実した日々を送っている。

「ジャッキー・リンは、多くの人にシニア犬の素晴らしさを知ってほしいって思わせてくれる存在。彼らは子犬や若い犬と同じくらい...いや、それ以上に素晴らしいんだから!」

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