1日の食事回数を減らす

1日の食事回数を減らすことや食事を抜くことは、時間制限食事法と同様の効果をもたらし、ファスティングの時間を長くすることにつながる。

朝により多くのカロリーを摂取する

1日のうちの早い時間帯により多くのカロリーを摂取することも、ダイエットに効果的な可能性がある。朝は消化機能が食べ物、特に糖分を効果的に処理し、溜め込まずにエネルギー源とする時間帯だからである。

◇ ◇ ◇
 

12週間のランダム化比較試験[被験者をランダムに複数のグループに分け、治療法の効果を検証する研究方法:RC]に参加した2485人のデータを調査した結果、上記の3つの食事方法のいずれも体重減少に効果的であることが判明した。

中でも最も効果的だったのは、1日の食事回数を減らす方法であった。カロリーを朝に集中させる方法は、それに次ぐ良い結果をもたらし、時間制限食事法はこの3つの中では減量に最も効果が低いと研究者らが結論づけた。

これらの[研究をさまざまな角度から検証する]メタ分析には、時間制限食事法が17件、食事回数に関する研究が8件、カロリー配分に関する研究が4件含まれている。しかし、29件の研究のうち22件については「高い懸念がある」と評価され、一部の研究の方法に一貫性がなかったことに言及している。

そのため今後、より多くの人を対象とした長期間にわたる研究のうえ、本研究の有効性が調査されることになる。

【参考文献】

Liu, H. Y., Eso, A. A., Cook, N., O'Neill, H. M., Albarqouni, L. (2024). Meal Timing and Anthropometric and Metabolic Outcomes: A Systematic Review and Meta-Analysis, JAMA Network Open 7 (11): e2442163.

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 進化する世界の鉄道
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。

鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます