最新記事
ダイエット

「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではなく「タイミング」である可能性【最新研究】

Weight Loss Tips: New Study Reveals 3 Things to Help You on a Daily Basis

2024年11月23日(土)08時35分
ハッティ・ウィルモス

1日の食事回数を減らす

1日の食事回数を減らすことや食事を抜くことは、時間制限食事法と同様の効果をもたらし、ファスティングの時間を長くすることにつながる。

朝により多くのカロリーを摂取する

1日のうちの早い時間帯により多くのカロリーを摂取することも、ダイエットに効果的な可能性がある。朝は消化機能が食べ物、特に糖分を効果的に処理し、溜め込まずにエネルギー源とする時間帯だからである。

◇ ◇ ◇


 

12週間のランダム化比較試験[被験者をランダムに複数のグループに分け、治療法の効果を検証する研究方法:RC]に参加した2485人のデータを調査した結果、上記の3つの食事方法のいずれも体重減少に効果的であることが判明した。

中でも最も効果的だったのは、1日の食事回数を減らす方法であった。カロリーを朝に集中させる方法は、それに次ぐ良い結果をもたらし、時間制限食事法はこの3つの中では減量に最も効果が低いと研究者らが結論づけた。

これらの[研究をさまざまな角度から検証する]メタ分析には、時間制限食事法が17件、食事回数に関する研究が8件、カロリー配分に関する研究が4件含まれている。しかし、29件の研究のうち22件については「高い懸念がある」と評価され、一部の研究の方法に一貫性がなかったことに言及している。

そのため今後、より多くの人を対象とした長期間にわたる研究のうえ、本研究の有効性が調査されることになる。


【参考文献】
Liu, H. Y., Eso, A. A., Cook, N., O'Neill, H. M., Albarqouni, L. (2024). Meal Timing and Anthropometric and Metabolic Outcomes: A Systematic Review and Meta-Analysis, JAMA Network Open 7 (11): e2442163.

ニューズウィーク日本版 「外国人問題」徹底研究
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年1月27号(1月20日発売)は「『外国人問題』徹底研究」特集。「外国人問題」は事実か錯覚か。移民/不動産/留学生/観光客/参政権/社会保障/治安――7つの争点を国際比較で大激論

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏の投資目的住宅購入制限、問題の根本解決に

ビジネス

米J&J通期見通しが予想超え、薬価引き下げの逆風で

ワールド

米下院委員会、AI半導体輸出の監視強化法案を可決

ビジネス

JPモルガンCEO、クレカ金利上限案に改めて反対 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 3
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている「とてつもなく巨大な」生物...その正体は?
  • 4
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 5
    飛行機よりラク? ソウル〜釜山「110分」へ――韓国が…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 8
    「怖すぎる...」モルディブで凶暴な魚の群れに「襲撃…
  • 9
    サーモンとマグロは要注意...輸入魚に潜む「永遠の化…
  • 10
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 7
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中