投資は「20年」乗り切れば「負け」はない?...少額でも「今すぐ」投資を始めるべき「たった1つの理由」
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<シンプルに考えよう。人生で一番お金がかかる「老後」までに、まだ時間があるあなたが取るべき選択肢は――>
投資に興味はあるけど、お金をすべて失ってしまったらどうしよう。そんなふうに考えて、一歩を踏み出せない人は少なくないだろう。
しかし、これまで300万人以上の女性たちの貯蓄や投資の手助けをしてきたトリ・ダンラップ氏は、「投資でお金を失うというのは誤解にすぎない。老後のためにも、投資は今すぐに始めるべき」という。
ダンラップ氏が執筆した『何があっても生き抜く わたしのお金の教科書』(かんき出版)から、投資に抱きやすい3つの誤解と、人生における投資の重要性について、一部を再編集して紹介する。
誤解① 投資はギャンブル
この誤解には、微妙な意味がある。そのため、私の投資の鉄則を説明させてほしい。セクシーであったらダメだ。投資は、セクシーであってはダメなのだ!
投資と聞くと、映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でレオナルド・ディカプリオが電話口で叫ぶ姿を思い描くのではないだろうか。でも本来の投資は、そうではない。華やかなもの(暗号通貨! デイトレード! 注目株!)の多くは、良くて投機的、悪くてギャンブルだ。
投資にはリスクがつきものだが、賢明な投資には一貫性と安定性があり、息が長い。そのような賢明な投資が効果的にリスクを軽減してくれる。これは長期戦なのだ。
ちょうどディカプリオが長年のノミネートののちにようやくアカデミー賞を手にしたのと同じように(皮肉にも「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ではなかったが)、ここで私たちがプレイしているのは、成功に続く長期的なゲームなのだ。






