『ストレンジャー・シングス』は「実話」に基づいていた?...一般人をも「洗脳」したCIAの暗黒作戦
All the Eerie Real-Life Events ‘Stranger Things’ Is Based On
作中でイレブンや母親のテリー・アイヴスに対して行われる、薬物の強制使用や感覚遮断を用いた実験は、MKウルトラ計画における現実の出来事と驚くほど酷似している。CIAは、幻覚剤や心理的拷問を用い、志願した参加者だけでなく、何も知らない一般人にも実験を行っていた。
モントーク・プロジェクト(The Montauk Project)
『ストレンジャー・シングス』の初期バージョンは、長年にわたり都市伝説に包まれてきた町、モントークを舞台にしていた。
モントークにある廃止された軍事基地「キャンプ・ヒーロー(Camp Hero)」は、モントーク・プロジェクトの中心とされている。ここでも、精神操作や心理戦に関する政府の極秘実験が行われていたという疑惑がある。
物語の舞台は後に架空の町ホーキンスへと移されたが、モントークとの関連性は作品の随所に残っており、ホーキンスの研究所のセットデザインは、実際のモントーク施設に非常によく似せて作られている。
マットは「冷戦時代に行われていたとされる奇妙な実験についていろいろ調べた」と2016年の『ローリング・ストーン』誌のインタビューで語っている。
ニーナ・クラギナ(Nina Kulagina)
イレブンというキャラクターの着想源には、念力を持っていたとされるロシア人女性、ニーナ・クラギナの存在があると言われている。





