三船敏郎から岡田准一へ――「デスゲーム」にまで宿る「サムライの魂」

Samurai Meet The World

2025年12月5日(金)11時42分
マーク・シリング(映画評論家)

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『SHOGUN 将軍』(2024年) EVERETT COLLECTION/AFLO

『ラスト サムライ』は03年の年末に日本で公開され、当時のレートで北米の興行収入1億1100万ドルを上回る137億円を稼いで、04年最大のヒット作となった。

24年のドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』もリアルな日本にこだわった。原作は1975年にジェームズ・クラベルが発表した小説。80年に一度ドラマ化され、当時もブームとなった。


1600年、関ヶ原の戦い前夜の日本にイギリスの航海士ジョン・ブラックソーン(コスモ・ジャービス)が漂着する。戦国大名が繰り広げる駆け引きの駒にされた彼はやがて策士の吉井虎永(真田広之)に仕え、高貴な生まれで語学に堪能な鞠子(アンナ・サワイ)と交流を深める。

カナダで撮影し、衣装からセリフまで徹底的な歴史考証が行われた。なかでも主演と製作を兼任する真田は、事実確認に熱意を注いだ。

三船の魂が息づくドラマ

アメリカで2024年2月に配信されるやいなや、『SHOGUN』は大人気を博した。評論家にも絶賛され、エミー賞では作品賞のほか真田の主演男優賞、サワイの主演女優賞など計18部門で受賞している。

そして今、新たな時代劇が世界に打って出た。11月13日にネットフリックスで配信が始まった全6話の『イクサガミ』だ。

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