メーガン妃とキャサリン妃の「オーラの違い」が話題に...再燃する「比較論争」の背景とは
どちらの王族に「より強いオーラ」があるかというテーマ自体が極めて主観的であることは間違いなく、明確な答えは当然ない。
背景に何が?
キャサリン妃がウィンブルドン選手権に姿を見せたのは、SNS上で誹謗中傷を受け続けていた数カ月を経た後のことだった。その間、実際にはがん治療を受けていた。
2024年1月、腹部に病気を抱えたキャサリン妃は手術を受けた。当初はがんとは関係ないと発表されていたが、術後の検査でがんと診断され、2月から9月にかけて化学療法を受けていた。
3月になっても公に姿を見せなかったことから憶測が飛び交った。また、ケンジントン宮殿が公開したキャサリン妃と子どもたちの写真が加工されていたことが発覚し、疑念はさらに膨らむこととなった。
「キャサリン妃はどこに?」というSNS上のトレンドにキム・カーダシアンも言及するなど有名人たちも加わり、キャサリン妃はついに、自らががんであることを明かす動画を公開するに至ったのだった。
同年6月にはチャールズ国王の生誕を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」で公務に復帰。ウィンブルドン選手権はそれに次ぐ2回目の登場で、キャサリン妃が愛してやまないスポーツの場に戻ってきた瞬間だった。センターコートに集まった観客が総立ちになり、復帰を称えて拍手を送った。
一方、メーガン妃が「ワン・ヤング・ワールド・サミット」に登壇した2019年10月当時は、夫妻がケンジントン宮殿の専属スタッフから離れ、王室と距離を取り始めていた時期である。





