最新記事
音楽

「注目集めに利用」批判も...カニエ・ウェスト新曲MVに娘ノースが登場、堂々披露の「ラップ」シーンが話題に

2024年2月14日(水)15時50分
千歳香奈子
キム・カーダシアン、娘のノース、カニエ・ウェスト

左からキム・カーダシアン、娘のノース、カニエ・ウェスト Entertainment Tonight-YouTube

<カニエ・ウェストの新曲MVに10歳の娘ノース・ウェストが初登場。堂々としたパフォーマンスを披露するも評価はまちまち?>

お騒がせラッパーのイェことカニエ・ウェストが、タイ・ダラー・サインとコラボレーションしたアルバム「Vultures」のリリースに先駆け、新曲「Talking/Once Again」のミュージックビデオ(MV)を2月7に公開。2022年に離婚したキム・カーダシアンとの間の長女ノースと親子共演を果たし、「アイス・スパイスよりずっと良い」「ノースはキムではなく、カニエの血を引いている」など評価するコメントから、「ひどすぎる」「ビデオも曲もゴミ」といった批判まで、賛否両論を呼んでいる。

【動画】華麗なるリップシンク...父の新曲MVに出演したノースの堂々たる「ラップ」シーン

「血は争えない」という慣用句があるが、ノースはMVの中でブレイズを編んでもらいながらトラックに合わせて堂々とした佇まいで口パク。父カニエの耳元でささやく場面や肩車されてカメラを見つめるシーンなども登場し、前半は生き生きとラップするノースがフィーチャーされている。

MVは2本立てになっており、ノースがラップをリップシンクするシーンから突如ゴスペル調に切り替わった後半は、タイが娘ジェイリン・グリフィンと親子共演している。

「注目集めに娘を利用」との批判も

MV登場は初めてだが、ステージではすでにカニエと共演を果たしている。昨年12月にフロリダ州マイアミで行われたタイとのデュエットライブに出演していたほか、2月11日にラスベガスで行われたイベントでもステージ上にノースの姿があった。

カニエは自身のインスタグラムにもノースと初共演したMVを投稿しており、コメント欄には、「どれだけ父親を愛しているのか分かる」「ノースはイェの最高傑作」「最高のパフォーマーになると思う。表情が素晴らしい」「パパっ子」「プロフェッショナル」などの書き込みがあり、将来性があると感じたユーザーも多かった。

一方、「キムは娘が父親になついているのが面白くないだろう」「ママは悲しんでいると思う」「彼女がその狂った家族から抜け出せますように」「カニエに子育ての資格はない」という声や、注目を集めるために娘を利用しているなど批判も寄せられている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ハマス、カイロに代表団派遣 ガザ停戦巡り4日にCI

ワールド

フランスでもガザ反戦デモ拡大、警察が校舎占拠の学生

ビジネス

NY外為市場=ドル/円3週間ぶり安値、米雇用統計受

ビジネス

米国株式市場=急上昇、利下げ観測の強まりで アップ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 7

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 8

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 9

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 10

    元ファーストレディの「知っている人」発言...メーガ…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中