「老い」を感じる21年目の『バチェラー』...何年たっても「本物の愛」が見つからない、リアリティー番組「先駆者の宿命」とは?
The Wrong Place to Find Love
トラブルを招くのは出演者だけではない。かつて司会を務めていたクリス・ハリソンは、出演した女性の人種について不適切な発言をしたせいで、21年6月に降板を余儀なくされている。
長続きしないカップル
不祥事はさておき、番組の持続可能性に関わる深刻な問題もある。出演者の質の低下だ。テレビ・映画プロデューサーのステファノ・ダフレ(ロッソフィルムズ・インターナショナル社長)に言わせれば、そもそも番組のスタイル自体が陳腐化している。
「過去27シーズンにわたって、『バチェラー』は華やかさとロマンス、そしてゴールという3つをセットで視聴者に提供してきた。しかしその旅は、本物の愛を見つける旅と同様、決して平坦なものではなかった」と、彼は言う。
「視聴率が落ちてきた理由の1つは、主役を張る独身者のキャラが退屈になったことにあるだろう。主役の性格や経歴に魅力がないと番組は安っぽくなり、ロマンチックで本物の愛を求めてゴールに向かうというリアリティーが失われ、今やテレビ界にあふれているチープなリアリティー番組と同類になってしまう」
リアリティー番組間の競争が熾烈になり、『バチェラー』の優位性が失われたという事情もある。『バチェラー』も『バチェロレッテ』も、最初の数年こそニッチな市場に輝く比類なき存在だったが、今のテレビには似たような番組が掃いて捨てるほどある。
『ラブ・アイランド』や『ラブ・イズ・ブラインド』など、多くのデート番組が『バチェラー』の王座を奪い取ろうとしている。また『バチェラー』の数あるスピンオフ番組も、コアの視聴者を分散させてしまった。
リアリティー番組が映画や本格ドラマと同じように批評されることはめったにないので、『バチェラー』に対する専門家の評価がどう変化したかは分からない。しかし視聴者からの評価は、例えばインターネット・ムービー・データベース(IMDb)のランキングで分かる。
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