最新記事

女優

「不自然だ」と容姿批判も...ドラマ出演を機に、激変した元人気セクシー女優の人生

2023年1月14日(土)16時10分
ジェニファー・マノンド
女優クロエ・チェリー

Sony Podcasts/YouTube

<ドラマ「ユーフォリア」出演を機にセクシー女優を引退したクロエ・チェリーには、過去にはなかった批判の声も浴びせられるように>

人気ドラマ「ユーフォリア」に出演し、人気女優の仲間入りを果たしたクロエ・チェリー(25)。2022年に同作に出演するようになるまでは、人気ポルノ女優として活躍していた彼女だが、女優転身後には、それまでにはなかった自身の容姿などに関する中傷の声も聞こえてくるようになった。そんな彼女が、転身した理由と今後について語った。

■【写真】「唇が不自然」との中傷も...セクシー女優時代のクロエと、ドラマ出演したクロエ

チェリーは、10日に配信されたエミリー・ラタコウスキーのポッドキャスト「High Low With Emrata」に出演し、人生の重要な節目でキャリアを切り替えたことについて話した。

「やめることを決めたのは、人生の長い期間できるとわかっていたからだ」と、チェリーは述べ、「私はまだ25歳で、その仕事を続ける時間はたくさんあったが、年を取ってできなくなるのを待つよりも、今のうちにやめておこうと思った」と明かした。

HBOの「ユーフォリア」シーズン2でレギュラーキャラクターのフェイを演じているチェリーは、ポルノ業界でのキャリアを終え、俳優の仕事に専念する適切なタイミングだと感じたという。

「順調だった素晴らしいポルノのキャリアを続けるよりも、それに蓋をして終わらせることにした。今は反対側の世界にいて、自分とセックスしているようなもの。ポルノ業界で演じるのとは違う」と説明した。

さらに、「誰かと一緒のシーンで、相手に『クロエ・チェリーだ』と驚かれるかもしれない。業界の性質上、仕方がないが、私はポルノスターとして見られることに抵抗がある」と話した。

ポルノ業界に戻ることは考えていない

「ユーフォリア」のシーズン2では、チェリーが演じるフェイが2000年代初頭のトレンドだったカラフルなファッションを披露し、ファンから好評を博した。

一方、ポルノ女優時代にはなかった反応も起きた。ドラマへの出演が始まると、彼女の大きな唇が「不自然だ」などと揶揄する声もあがり、それに関するミーム(ネット上で拡散する画像やフレーズ)も登場した。チェリー自身、こうした中傷の声に傷ついていたことを過去のインタビューで語っている。

それでもチェリーは、現在の仕事にやりがいを感じており、ポルノ業界に戻ることは考えていない。

「自分の時間を他のことに使って、新しいことを探求したい。60代になっても演じることはできるが、その年でポルノは無理」とチェリーは語っている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米のイラン攻撃「危険なエスカレーション」、国連事務

ワールド

米のイラン核施設攻撃、米議員の反応分かれる 憲法違

ワールド

イスラエル首相「歴史を変える」、トランプ米大統領の

ワールド

お知らせー重複記事を削除します
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 2
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    イランとイスラエルの戦争、米国より中国の「ダメー…
  • 6
    【クイズ】次のうち、中国の資金援助を受けていない…
  • 7
    ジョージ王子が「王室流エチケット」を伝授する姿が…
  • 8
    中国人ジャーナリストが日本のホームレスを3年間取材…
  • 9
    イギリスを悩ます「安楽死」法の重さ
  • 10
    ブタと盲目のチワワに芽生えた「やさしい絆」にSNSが…
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 7
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 8
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?.…
  • 9
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 10
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 7
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 8
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 9
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中