最新記事

カルチャー

囁かれる「BTSジョングクはダイアナ妃の生まれ変わり」説...根拠示す動画が話題

Viral Theory Says Princess Diana Was Reincarnated As BTS Star Jungkook

2022年10月23日(日)13時55分
シャノン・パワー
BTSメンバー

BTS(2022年4月) REUTERS/Maria Alejandra Cardona/File Photo

<今や世界的な人気を誇るBTSだが、ついにメンバーのジョングクが故ダイアナ妃の生まれ変わりだとする「陰謀論」まで飛び出した>

韓国の超人気グループBTSのジョングクが、故ダイアナ元英皇太子妃の生まれ変わりだとする「陰謀説」が、インターネット上で爆発的に広まっている。「生まれ変わり説」を提唱したのはTikTokのあるユーザーで、2人の類似点を入念に見つけ出し、動画で紹介している。

■【検証動画】こんなに共通点が! ネットをにぎわす「ジョングクはダイアナの生まれ変わり」説

TikTok上だけで540万回再生されたこの動画は、2人のウィキペディアのページの画像で始まり、ダイアナが死亡した1997年8月31日と、ジョングクが生まれた1997年9月1日が赤丸で囲まれている。つまりジョングクが、ダイアナの悲劇的な死の翌日に生まれたことを指摘しているのだ。

他にも、左頬骨のあたりにある傷跡が似ていることや、ジョングクとダイアナがどちらも象徴的な微笑みをたたえていることを説明。また、ダイアナが若い頃にダンサーになることを夢見ていたという話と、BTSの中でも特にダンスが得意な「ダンスライン」を担うジョングクの役割に下線が引かれている。

K-POPグループの多くは、リーダー、ボーカル、ラッパー、ダンサーなどの公式ポジションがあり、それぞれの担当によってさらに細分化される。

ジョングクはBTSの「マンネ」、つまり最年少であり、イケメンで、グループの「顔」としての役割も担っている。一方、チャールズ皇太子と結婚したダイアナは、その人気と美貌で「王室を復活させた」と広く信じられていると専門家らは述べている。

居眠りする姿もそっくり?

動画では他にも、ジョングクの右手人差し指にある王冠のタトゥーと、様々なティアラをつけたダイアナの写真の比較もしている。

千鳥格子のコートなど、似た服を着た2人の姿も紹介。チャールズ皇太子が不倫を認めたインタビューが放送された晩にダイアナが身につけた、有名な「リベンジドレス」や、ジョングクが自分たちの主張を証明するために着た黒の服も取り上げられている。

30秒間の動画の最後には、1981年に公務中に居眠りするダイアナ妃と、電車で眠るジョングクの写真が映し出され、2人の寝顔が同じ方向を向いているのは、生まれ変わりの証拠だとしている。

生まれ変わり、あるいは輪廻転生とは、死後に魂が別の肉体の中で新しい人生を始めることができるとする仏教の考えだ。動画にコメントした数多くのユーザーたちもこの話を真に受けた訳ではなさそうだが、一方で怒りをあらわにする人もいた。

「今までで一番面白い陰謀論だ!」とあるTikTokユーザーはコメント。「最初は懐疑的だったけど、こんなにあるとはね」と書いたユーザーもいた。この動画は8月にTikTokに投稿されたが、今月に入ってTwitter上で拡散されたことで、さらに多くの人の目に触れることとなった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

FRB利下げ「良い第一歩」、幅広い合意= ハセット

ビジネス

米新規失業保険申請、3.3万件減の23.1万件 予

ビジネス

英中銀が金利据え置き、量的引き締めペース縮小 長期

ワールド

台湾中銀、政策金利据え置き 成長予想引き上げも関税
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 2
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 5
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 6
    アジア作品に日本人はいない? 伊坂幸太郎原作『ブ…
  • 7
    中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?
  • 8
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 9
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 10
    「ゾンビに襲われてるのかと...」荒野で車が立ち往生…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる」飲み物はどれ?
  • 4
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 5
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 10
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中