最新記事

カルチャー

「生存報告」のためYouTubeを始めたら、フィリピンで国民的タレントになった日本人、Fumiyaの話

2021年8月8日(日)18時20分
西谷 格(ライター)
ユーチューバーのFumiya

YOUTUBE CHANNEL FUMIYA/FUMISHUN BASE

<現地の有名リアリティーショーに出演し、歌手デビューまで。26歳の「普通の」日本人男性がフィリピン人の心をつかんだ>

2021081017issue_cover200.jpg
※8月10日/17日号(8月3日発売)は「世界が尊敬する日本人100」特集。猪子寿之、吾峠呼世晴、東信、岩崎明子、ヒカル・ナカムラ、菊野昌宏、阿古智子、小澤マリア、市川海老蔵、CHAI......。免疫学者からユーチューバーまで、コロナ禍に負けず輝きを放つ日本の天才・異才・奇才100人を取り上げています。

フィリピンで知らぬ者はいない国民的タレントのFumiya。外出時にはボディーガード3人が付くこともある。

「芸能人ぶってるとかじゃないんです」と照れた様子は、どこにでもいる26歳の若者に見える。

静岡県浜松市に生まれ、東京のホテル専門学校卒業後、帝国ホテルに就職。「世界に通用する日本のアパレルブランドをつくりたい」と思い立ち、英語習得のため22歳でマニラに留学した。

210810_17P27_09fumiya.jpg

YOUTUBE CHANNEL FUMIYA/FUMISHUN BASE

「生存報告」のため現地の生活をYouTubeにアップ。当初の再生数は高が知れていたが、渡航3カ月後に公開した孵化直前のアヒルのゆで卵・バロットを食べる動画がフィリピン人に大ヒットした。

「思ったとおり正直に『おいしくない』って表現したのがよかったのかな」

オーディションを経て現地の有名リアリティーショーに出演すると、人気は全土に拡大。「普通の日本人」がありのままの姿をさらけ出すことで、フィリピン人の心をつかんだ。

動画の総再生回数は9400万回を超え、現地でシングル曲もリリースした。

210810_17P27_11fumiya.jpg

YOUTUBE CHANNEL FUMIYA/FUMISHUN BASE

現在は新型コロナのため帰国し、浜松の観光大使に就任。「在日フィリピン人の役に立つ情報共有サイトをつくりたい」と話す。

日本とフィリピンの間の大きな架け橋になりそうだ。

Fumiya
Fumiya
●ユーチューバー

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

12月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比+

ビジネス

米メタがスマートウオッチ開発再始動、年内発売目指す

ビジネス

米国務省、欧州のネット規制回避サイト開発か 「検閲

ワールド

ウクライナ和平協議、成果乏しく終了 「困難な交渉」
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 2
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 3
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方...勝利のカギは「精密大量攻撃」に
  • 4
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 10
    中道「大敗北」、最大の原因は「高市ブーム」ではな…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中