最新記事

韓国

韓国、新型コロナウイルスの激震エンタメ界も BTSは20万人ライブ中止、ファンがとった行動は──

2020年3月5日(木)19時30分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)

コロナウイルスの感染予防のためBTSのソウルコンサートが中止になるなど韓国エンタメ界にも激震が…… MBN News / YouTube

<中国に続く感染者が出ている韓国。K-POPや韓流ドラマなど多方面に影響が出ている>

世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっている。連日ニュースでは暗い話題ばかりだ。こんなときだからこそ、エンターテインメントの力を借りて明るく過ごしたいものだが、そうとも言っていられない状況となってきた。好調だった韓国エンターテイメント業界にも着々と影響が出始めている。

先日、アメリカのビルボードアルバムチャートで4枚連続1位を獲得して話題となった人気アイドルグループBTS(防弾少年団)は、4月11・12・18・19日にソウルで行う予定だった20万人規模のコンサートを中止すると、公式ファンコミュニティーサイトで明らかにした。理由は、感染拡大の恐れとともに、スタッフや機材・セットなど韓国国外からの移動に問題が生じる恐れがあるためとしている。

また、日本で紅白出場経験もある女性アイドルグループTWICEは、今月7・8日にソウルでコンサートを予定していたがこちらも中止となった。ワールドツアーのファイナル公演であり、アメリカのレーベルと契約し全米デビューを目前に控えたツアーだったため、ファンもメンバーも残念だっただろう。

コンサートだけでなく、イベントの中止も次々発表されている。アイドルグループB1A4はファンミーティングを中止した。ファンミーティングは、狭い会場でアットホームに握手やサインをする等ファンと対面してコミュニケーションすることが目玉だったりするため、感染予防として中止せざる得ないという。

入国制限で台湾での活動が中止・延期に

ワールドワイドに活躍するグループが多いのは韓国芸能界の特徴だが、その分今回のような世界規模の非常事態が起きると影響を受けやすい。今回、いち早く韓国人の入国規制を実行した台湾では、韓国アーティストのコンサートやイベントの中止や延期が続々と発表されている。

アイドルグループ少女時代のリーダー、テヨンはソロコンサートが今月6-8日開催予定だったが延期された。また男性アイドルグループGOT7、ロックバンドHYUKOHもコンサートできる状態ではないため、、今月末のスケジュールを延期し日程調整を行っている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

最近の急速なウォン安・円安、深刻な懸念共有=日韓対

ワールド

米戦略石油備蓄の第1弾、来週末までに供給 8600

ビジネス

日立とGEベルノバ、東南アジアで小型モジュール炉導

ワールド

米商務省、AI半導体輸出の新規則案を撤回 公表から
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革命をもたらす「新世代ドローン」とは?
  • 3
    イラン攻撃のさなか、トランプが行った「執務室の祈祷」を中国がミーム化...パロディ動画が拡散中
  • 4
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 5
    ファラオが眠る王家の谷に残されていた「インド系言…
  • 6
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 7
    ホルムズ封鎖で中国動く、イランと直接協議へ
  • 8
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 8
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中