玄関の防犯カメラが追ってくる――アマゾンやグーグルのAI搭載カメラが「捜索隊」を組む恐怖

The Spy Next Door: Are Smart Doorbells Building a Surveillance State?

2026年2月18日(水)19時11分
ヘスス・メサ

自分も監視されるパラドックス

かつては玄関先に配達された品物の盗難を抑止するツールとして販売されていたものが、今では私邸や公共空間から膨大な映像データを収集する広範なネットワークの一部へと進化している。

その拡大は連邦議会でも問題視されている。

上院商業科学運輸委員会の委員も務めるマーキーは、消費者向け監視データの収集・保存・共有の在り方に懸念を示す議員の一人だ。10月には、アマゾンCEOのジャシーに宛てた書簡を主導し、リングのドアベルに顔認識技術を統合する計画を断念するよう求めた。

さらに、米独立系デジタルメディア「404メディア」の報道で、フロック・セーフティーのカメラネットワーク映像に、ICEやシークレットサービス、米海軍が、同社のAI対応ナンバープレート読み取りシステムを通じてアクセスしていたことも明らかになった。

「友人宅を訪れたり、隣人の家の前を通るだけで追跡・記録されることがあってはならない。アマゾンはこの決定を再考し、リングのドアベルへの顔認識技術(FRT)導入計画を放棄すべきだ」とマーキーは書いている。

すべての専門家が、AI搭載ドアベルの機能拡張が直ちにオーウェル的な過剰監視につながると考えているわけではない。

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