日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...それでも「売上高1兆円戦略」に綻びが見えない理由
ファンが40歳以上に中高年シフト富裕層の増加も追い風
日本発着のディズニークルーズが始まれば、日本の往年のディズニーファンがこぞって体験することでしょう。というのもパーク来園者の年代別比率を見ると、高齢化が進んでいることが分かります。40歳以上の中高年の比率が上昇し、18歳~38歳の比率が低下しているのです。

東京ディズニーランドが開業したのは1983年。それから40年が過ぎ、"ディズニー世代"は中高年になりました。パークの人気を支えてきたのがリピーターです。パークと同様に、中高年はクルーズに乗って気に入ったらリピーターになると、筆者は予測しています。
パークと違って各アトラクションに長時間並ぶ必要はありません。レストラン、マッサージ、ショー鑑賞など事前予約ができて、船内に宿泊できる。快適なレジャーの選択肢として普及すると予想します。
もう一つ、日米をはじめ多くの国で富裕層が増加し、中間層が減少しています。ウォルト・ディズニーは生前、いかに「大衆(mass)」の人気を集めるかを考えていました。しかし、世界的な富裕層増加と中間層減少の傾向から、今のディズニーは大衆向けよりも富裕層向けのサービスを意識していると推察されます。
もちろんOLCにも経営リスクがあります。ざっと、(1)人口減少によるレジャー需要の縮小、(2)異常気象で猛暑かつ春と秋がなくなる二季化で入場者数が減る、(3)建設コストや人件費など、さまざまな費用の上昇、(4)USJなどライバルの台頭、(5)主にネットコンテンツの台頭と拡充によるディズニーファンの分散や減少、が挙げられます。
私は以上のように分析し、OLCは株価を見るに過小評価されていると考え、今のうちに買っておこうと思っているのです。
※本稿は特定の商品の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。
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