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学びの速度が速い人は「意外性」に敏感だった...思考が深まる「ケンブリッジ式コミュニケーション」4つの実践ステップとは?

2026年1月23日(金)13時20分
飯田史也 (ケンブリッジ大学工学部教授)

さて、この4つのステップのサイクルが回せるようになったら、次はそれぞれのステップを、少しずつ改善していくことを考えます。

学びの速度が速い人の特徴は、サイクルをすばやく回すだけでなく、意外な情報に敏感で、それをきっかけに思考を発展させている点にあります。


ケンブリッジの個別指導でも、学生たちは授業で得た知識をもとに問題演習を進め、そこで思わぬ誤答や疑問にぶつかります。その「予想外」をきっかけに新たな問いが生まれ、議論して、理解がどんどん深まっていきます。

個別指導の場では、特に以下のような「驚き」に注目します。


・見落としていた事実(意外な情報)
・思わぬ解釈(驚き)
・異なる視点(意外な展開)

このような予想外の気づきを「面倒だから」と流さず、むしろ「これはおもしろい!」と大事にすることが、学びを飛躍させます。

ちょっとした違和感や、「あれ、そうだったのか!」という小さな驚きを見逃さずに育てていくことが、学びを大きく飛躍させる最短ルートです。ぜひこの4ステップを繰り返しながら、意外性を楽しむ習慣をつけましょう。


飯田史也(いいだふみや)
1974年東京生まれ、ケンブリッジ大学工学部教授、ケンブリッジ大学コーパスクリスティカレッジフェロー、東京大学大学院工学系研究科教授、理学博士。小中高大院と日本で教育を受けたのちに海外留学生活を始める。2006年にスイス・チューリヒ大学博士課程修了後、ドイツ・イエナ大学と米国・マサチューセッツ工科大学で研究員、スイス連邦工科大学チューリヒ校の教員を経て2014年より現職。研究の専門分野はロボット工学で、スイスと英国で16年教壇に立ち、200人以上の教え子を世界中に輩出してきた。


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