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AI革命は、アメリカではなく中国から低料金でやってきた!?【トランプ2.0】

Trump's Favored Tech Titans See Billions Wiped Out in AI Market Sell-Off

2025年1月28日(火)18時20分
ジーザス・メサ

アンドリーセンは、テクノロジー政策に関してトランプ大統領に助言している人物だ。アンドリーセンは、AI産業に過剰な規制をかけると、アメリカのイノベーションが阻害され、中国に有利な立場を与えることになると警告した。

次の会計年度においてAI開発に940億ドルを費やす予定のマイクロソフトは、「ディープシーク・ショック」を経てもなお、強気の姿勢を崩していない。同社のサティア・ナデラCEOは、ディープシークの台頭は業界全体にメリットをもたらす可能性があると示唆した。

ナデラはリンクトインに、「またしてもジェボンズのパラドックスが発動した!」と書き込みんだ。これは、技術の進歩により資源利用の効率性が向上すると、かえって資源の需要が増すという理論だ。「AIの効率性が増し、アクセスしやすくなると、採用が爆発的に増加し、AIは必要不可欠な日用品に変貌するだろう」

マイクロソフト、メタ、アマゾン、そしてアルファベットは2025年の1年間に、総額で最大3000億ドルをAIプロジェクトに投下する計画だ。トランプ大統領は21日、オープンAI、オラクル、ソフトバンクによる新たな合弁事業「スターゲート」を発表し、AIインフラに最大5000億ドルの巨額投資を行うとした。

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