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100冊のノウハウを1冊に...ビジネス書のベストセラー「100冊シリーズ」はなぜこれほど支持されるのか?

2023年10月25日(水)12時14分
flier編集部

「100冊シリーズ」を学びの入り口にしてほしい

──「100冊シリーズ」はどんな方に読んでほしいですか。

藤吉 広くいろいろな人に読んでほしいです。というのも、「100冊シリーズ」で取り上げているテーマはどれも、生きていく上でのベースになるものだと思うからです。文章術、話し方、勉強法、お金の増やし方の知識を土台として、その上に各人が伸ばしたい知識をつけていくイメージですね。

土台となる知識を持っているかどうかで、その後につける知識の使い方はずいぶん変わってくるでしょう。特にChatGPTなどといった新しいテクノロジーを学ぶ前に、ベーシックなノウハウを身につけるのはとてもいいことかなと思います。

小川 それぞれのテーマの基礎がまとまっていますから、文章術や話し方、勉強法、お金の増やし方を学びたいときの “入り口” のような一冊になればいいなと思います。本書には100冊ベストセラーからの引用もありますし、100冊のリストも載せているので、気に入った本を手に取ってみるのもいいでしょう。忙しい現代人にとって、そのテーマの道案内のような本になればと願っています。

◇ ◇ ◇


「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを
 1冊にまとめてみた。

 著者:藤吉豊、小川真理子
 出版社:日経BP
 要約を読む
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「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
 著者:藤吉豊、小川真理子
 出版社:日経BP
 要約を読む
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「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
 著者:藤吉豊、小川真理子
 出版社:日経BP
 要約を読む
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「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
 著者:藤吉豊、小川真理子
 出版社:日経BP
 要約を読む
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藤吉豊(ふじよし ゆたか)

株式会社文道、代表取締役。有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。神奈川県相模原市出身。

編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて、自動車専門誌2誌の編集長を歴任。2001年からフリーランスとなり、雑誌、PR誌の制作や、ビジネス書籍の企画・執筆・編集に携わる。文化人、経営者、アスリート、タレントなど、インタビュー実績は2000人以上。2006年以降は、ビジネス書籍の編集協力に注力し、200冊以上の書籍のライティングに関わる。

現在はライターとしての活動のほか、「書く楽しさを広める活動」「ライターを育てる活動」にも注力。「書く力は、ライターだけでなく、誰にでも必要なポータブルスキルである」(ポータブルスキル=業種や職種が変わっても通用する持ち出し可能なスキル)との思いから、大学生や社会人に対して、執筆指導を行っている。元野良猫を溺愛する日々。

小川真理子(おがわ まりこ)

株式会社文道、取締役。有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。日本女子大学文学部(現人間社会学部)教育学科卒業。東京都在住。編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。その後、フリーランスとして、大手広告代理店の関連会社にて企業のウェブサイトのコンテンツ制作にも関わり仕事の幅を広げる。これまでに、子ども、市井の人、文化人、経営者など、インタビューの実績は数知れない。

現在は、ビジネス書や実用書などの編集・執筆に携わる一方で、ライターとして約30年活動をしてきた中で培ってきた「書く」「聞く」についてのスキルや心構えを伝えたいと、ライティング講座にも注力。学生や社会人、ライターを目指す方々に対して、執筆指導を行っている。猫を2匹飼っている。

■書籍【藤吉豊・小川真理子共著】

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

『「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

(以上、日経BP)

『社会人になったらすぐに読む文章術の本』(KADOKAWA)

■書籍【藤吉豊著】

『文章力が、最強の武器である。』(SBクリエイティブ)

■文道 https://bundo.net/

■Facebook https://www.facebook.com/BUNDO.inc

■YouTube「文道TV」

https://www.youtube.com/channel/UC4Tp1uYoit3pHXipRp_78Ng

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

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