最新記事

キャリア

「やりたい仕事」はライトに考えていい...目標と適職が、自然と分かってくる方法

2023年1月13日(金)17時38分
flier編集部

──「適職クエスト」という7日間のゲームを通じて、やりたいこと、強み、適職を手にするためのプランが具体化されていきワクワクしました。このメソッドで特に大事にされたポイントは何ですか。

心がけたことは2つあります。1つは、読んで終わりにならずとにかく「楽しい自己分析」ができることです。7日間で地図を完成させていくゲーム形式にしたのも、ワークをたっぷり盛り込んだのも、楽しみながら実践してほしかったから。やりたいことが見えても、それを実現するまでのプランづくりは大変です。やりたいことを明確にするところから、日々のアクションに落とし込むところまでスモールステップで進められるようにしました。

2つめは、強みを細分化して再定義し、読者に「自分にも強みがある」と体感してもらえるようにしたことです。とくに「後天性の強み」については、「営業目標150%達成」のように高く評価された実績や、取得が難しい資格をイメージするかもしれません。ですが、強みを「やりたいことの達成に有利にはたらく特徴」ととらえると、日々の業務で積みあがっていく経験も十分強みになると実感できるでしょう。

──土谷さんは、人見知りからトップセールスになり、いまは起業してお客様の強み発掘を支援されています。これまでを振り返って、土谷さんにとって一番「変化」の後押しになったものは何でしたか。

「本当の自己分析」で自分を正しく知ったことです。変化のきっかけは2つあり、1つは、売上ビリの営業社員だった頃のことです。当時プレゼンが上達せず悩んでいた私に対する同僚のささいな一言がきっかけで、「自分の強み」に気づく機会がありました。「君は喋るのはうまくないけど、人の話を聞くのはすごく上手だよね」という言葉でした。この一言をきっかけに、プレゼンの練習をするよりも、お客様の話をたくさん聞く営業スタイルに。みるみるうちに営業成績が伸びていきました。初めて社内で1位になったときの感動は今でも覚えています。

もう1つのきっかけは、27歳で会社員をやめて28歳で開業届を出したときでした。自分が成果を出しやすい条件を自問したら、一人でマイペースに働ける環境が性に合っていると気づきました。それならチームで進めていく会社組織にいるより、起業したほうがよいと決断できたんです。起業後はもちろん大変なこともありましたが、それでも今は、「人生でいちばん自分に合った働き方ができている」と日々実感しています。

このようなエピソードからも、自分の強みや価値観の自己理解があってこそ、自分で自分をもっと輝かせられるようになると確信しましたね。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:イラン戦争でインフレ再燃、トランプ政権に

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、中東停戦維持期待で安全資産

ワールド

イラン交渉団がパキスタン到着、レバノン停戦要求 米

ビジネス

米国株式市場=まちまち、中東交渉控え様子見 ハイテ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 5
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 6
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 7
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 8
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 9
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中