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駐在員にとって世界一カネの掛かる街は?

東京を追い抜きいちばん生活費が高い都市に選ばれた意外な場所

2014年1月9日(木)16時18分
ギリシュ・グプタ

マックが証拠 カラカスはハンバーガーの値段も世界一 Meridith Kohut-Bloomberg/Getty Images

 外国で仕事を探すなら避けたほうがいい都市がある。ベネズエラの首都カラカスだ。カラカスは最近、東京を追い抜き、外国人居住者にとって世界一生活費が高い都市に選ばれた。

 国外で事業を行う企業向けに国際人材コンサルティング会社ECAインターナショナルが定期的に行っている生活費調査でカラカスが1位になったのは今回が初。石油の確認埋蔵量では世界一とはいえ、富裕国には程遠い国だから驚きだ。

 だが地元住民には今更驚きでも何でもない。生活必需品の不足は日常茶飯事で、物価も前年比で50%跳ね上がった。iPhoneの値段は8000ドルを超え、シリアルが100ドルもする。

 英経済誌エコノミストが考案したビッグマック指数(マクドナルドのビッグマック1個の値段で各国の物価を簡単に比較する方法)でも13年の前半までベネズエラが首位を独走していた(7月にわずかの差でノルウェーに抜かれたが)。

 政府も懸念を抱いているようだ。ただし心配しているのは主要な外貨獲得源である石油輸出のことで、3月末までに為替切り下げに踏み切るという観測もある。通貨安で物価高がますます加速しなければいいが。

From GlobalPost.com特約

[2013年12月31日号掲載]

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