コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ロシア疑惑の特別検察官任命、その意味とは

<大統領選期間中のトランプ陣営とロシアとの癒着を捜査する特別検察官が任命。捜査結果は早々には出ないがトランプ政権の疑惑はさらに深まった> 先

2017.05.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプ降ろし第3のシナリオは、副大統領によるクーデター

<トランプのロシア疑惑はニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件を連想させるが、「トランプ降ろし」には弾劾だけでなく「副大統領と

2017.05.16
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FBIコミー長官解任劇の奇々怪々

<トランプ政権が突如コミー長官を解任したその裏には、「ロシア疑惑」に関して切羽詰まった事情があるとしか考えられない> 米東部時間の9日夕刻、

2017.05.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

大胆不敵なトランプ税制改革案、成否を分ける6つのファクター

<法人税の大幅引き下げや所得税の簡素化など、かなり大胆な税制改革を提案したトランプ。もし成功すれば「名大統領」という称賛も得られるが> トラ

2017.04.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

共謀が罪なら、忖度も罪なのか?

<共謀罪の法案が国際テロを未然に防止する趣旨で立案されたことは理解できるが、日本のように「共同共謀正犯」の適用範囲が広い司法制度では、共謀が

2017.04.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の国是「専守防衛」は冷徹な軍略でもある

<国際世論を味方に付けなければならない現代、先制攻撃が得策とは限らない。第二次大戦の「旧枢軸国」である日本が専守防衛を国是とするのは一つの軍

2017.04.20
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北朝鮮危機には「現状維持」以外の解がない

<北朝鮮側に核開発を放棄する意思がない以上、現状維持以外に落とし所はない。トランプ政権の平静さには、米中が主軸となって圧力をかけ続けるしかな

2017.04.18
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ユナイテッド航空の乗客引きずり降ろし、残る3つの疑問

<乗客引きずり降ろし事件に関連して、ユナイテッド航空の対応をめぐる様々な報道が続いている。そもそもアメリカの国内線はなぜこんなにギスギスして

2017.04.13
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シリア情勢、北朝鮮情勢に対して米世論が冷静な理由

<シリアと北朝鮮をめぐる情勢は緊迫しているがアメリカ世論は至って冷静。シリア空爆以降、トランプ政権がこれ以上の軍事行動に出ることはない、とい

2017.04.11
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トランプ外交の方針転換は「正常化」の兆しなのか

<シリア・アサド政権の化学兵器使用疑惑をめぐって、トランプ政権が外交方針を180度転換。しかしこれまで異例だった外交方針が「正常化」に向かう

2017.04.06
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特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
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2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

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