プレスリリース

トプコンメディカルジャパン、製造業向けAIポータル「OPTiM Hardware My Portal」を導入

2025年10月21日（火）14時00分

AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下オプティム)は、株式会社トプコンメディカルジャパン※1(以下トプコンメディカルジャパン)が、オプティムの製造業向けAIポータル「OPTiM Hardware My Portal」を導入したことをお知らせします。
トプコンメディカルジャパンはこの導入により、眼底検査機器の保守業務において、遠隔でのログ取得やトラブル対応を実現しました。その結果、従来必要だった現地出張業務の約80％を削減することに成功しました。

■トプコンメディカルジャパンが抱える保守業務の課題
トプコンメディカルジャパンでは、全国の医療機関に設置された眼底検査機器のトラブル対応において、現地でのログ取得や原因調査が必要でした。遠隔地への出張では、往復と作業を含めて約8時間を要するケースもありました。
医療機関では、厳格なセキュリティ要件により、院内ネットワークへの外部接続が原則として認められていません。そのため、遠隔でのトラブル対応を行うためには、セキュアかつ独立した通信環境の構築が求められていました。しかし、こうした環境を安価に整備することは難しく、遠隔保守の導入には高いハードルがありました。

■院内ネットワークとは独立した通信経路で遠隔保守を実現
「OPTiM Hardware My Portal」は、以下の特長により保守業務の課題解決を実現しました。

院内ネットワークとは完全に独立した通信経路を確保：
独自のIoT端末とキャリアSIMを活用した通信方式により、独立したネットワーク経路を確保。これにより、院内のセキュリティポリシーに影響を与えることなく、遠隔保守を実現。

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院内ネットワークとは完全に独立した通信経路を確保

医療機器本体へのプログラムインストールが不要：
眼底検査機器本体に直接アプリケーションをインストールすることなく、専用ルーターを介してキャリア通信網と接続。医療機器としての承認要件を維持しながら遠隔アクセスを可能に。

導入コストの最適化：
現地出張業務の大幅な削減効果により、人件費・交通費の削減で十分に投資回収が可能な価格設定を実現。

■「OPTiM Hardware My Portal」導入効果
遠隔対応により現地出張業務を約80％削減：
地域によっては往復約8時間かかっていた出張の約8割を「OPTiM Hardware My Portal」による遠隔対応で削減しました。画面共有機能により、ユーザーへの操作説明も短時間で完結します。これにより、移動時間と交通費が削減され、営業担当者が本来の営業活動に集中できる環境を実現しました。

トラブル解決時間の大幅短縮：
トラブル発生から原因調査までのリードタイムを短縮し、医療機関での機器ダウンタイムを最小限に抑制。

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トラブル解決時間の大幅短縮

■全国2,000拠点以上への展開を計画
この成功を受けて、トプコンメディカルジャパンは全国2,000拠点以上への展開を計画しています。また、将来的にはソフトウェアの遠隔バージョンアップも実現し、有償保守サービスとしての新たな価値提供を目指しています。

■トプコンメディカルジャパン担当者コメント
導入の目的は保守業務の効率化と、コスト削減を実現することでした。まずコストを下げるということが最優先でしたが、実際に導入してみると今まで現地に行かないと判断できなかった状況がリモートで確認でき、コールの約8割がリモートで解決できています。

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左からトプコンメディカルジャパン新海氏、加藤氏、弓掛氏、伊東氏

■オプティム担当者コメント
トプコンメディカルジャパン様には、医療機器業界における遠隔保守の先進的な取り組みにチャレンジいただいています。病院特有のセキュリティ要件をクリアしながら効率的な保守サービスを実現する本事例は、同様の課題を抱える多くの医療機器メーカー様にとって、有益な示唆を提供できるものと確信しております。

■「OPTiM Hardware My Portal」の詳細
「OPTiM Hardware My Portal」は、機器メーカーとユーザーをつなぐ製造業向けAIポータルです。保守・サポート・販売をデジタルで一元化し、顧客満足度向上とメーカーの収益最大化を実現します。

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OPTiM Hardware My Portal

「OPTiM Hardware My Portal」の詳細は以下のWebサイトをご覧ください。資料ダウンロードやお問い合わせも受け付けています。
https://www.optim.co.jp/optim-hmp/

導入事例の詳細は以下のWebサイトをご覧ください。
トプコンメディカルジャパン：
https://www.optim.co.jp//media/cat-case/hmp_sgp-251015-02

■イベント出展のご案内
今秋開催予定の展示会に出展いたします。「OPTiM Hardware My Portal」の最新情報を会場にてご覧いただけます。

◆第2回営業・マーケDXPO 東京'25 秋
開催日程： 2025年11月27日(木)～28日(金)
会場：有明GYM-EX(ジメックス)
公式サイト： https://dxpo.jp/real/fox/tokyo2/sales/

※1 所在地：東京都板橋区、代表取締役社長：冨岡靖

【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
～Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な～
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。

製品情報： https://www.optim.co.jp/services
Facebookページ： https://www.facebook.com/optimjpn
Xページ： https://x.com/optim_jpn

【株式会社オプティムについて】
商号：株式会社オプティム
上場市場：東京証券取引所プライム市場
証券コード： 3694
URL ： https://www.optim.co.jp/
OPTiM TOKYO： (東京本社)
東京都港区海岸1丁目2番20号汐留ビルディング 18階
OPTiM SAGA ： (佐賀本店)
佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル
OPTiM KOBE ：兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号日本生命三宮駅前ビル11階
代表者：菅谷俊二
主要株主：菅谷俊二
NTT東日本株式会社
富士フイルムホールディングス株式会社
設立： 2000年6月
資本金： 445百万円

主要取引先：
株式会社NTTドコモ、NTTドコモビジネス株式会社、NTT西日本株式会社、NTT東日本株式会社、株式会社大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KDDI株式会社、株式会社小松製作所、ソフトバンク株式会社、パナソニックソリューションテクノロジー株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、リコージャパン株式会社など(五十音順)

事業内容：
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)

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