プレスリリース
岐阜の未来の森と人を育てる3校合同特別授業「学校・企業連携プロジェクト2025」5月17日より始動
2025年05月01日(木)09時30分
岐阜県で木材加工工場を営む板蔵ファクトリー株式会社(本社:岐阜県瑞穂市、代表取締役:吉田 香央里、ヤマガタヤ産業グループ)は、岐阜県内の木工教育機関「岐阜県立森林文化アカデミー」「森林たくみ塾」「飛騨職人学舎」の3校と連携して、学生に対して学校の枠を超えた特別合同授業を開催します。また、学生が主体となってSDGs商品開発をするプロジェクトを2025年5月17日より始動させます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_1.png
プロジェクトキービジュアル
【学校・企業連携プロジェクト2025 概要】
プロジェクト実施期間:5月17日(土)~7月26日(土)
プロジェクトの目的 :全国有数の森林資源と木工技術を誇る岐阜県にて、
プロジェクトを通じて作り手の技術を
さらに高めるとともに、地域材を生かした
新たな商品を生み出すこと
参加団体 :板蔵ファクトリー株式会社
岐阜県立森林文化アカデミー(岐阜県立の専修学校)
森林たくみ塾(株式会社たくみ塾
(オークヴィレッジ株式会社のグループ会社))が
運営する教育機関)
飛騨職人学舎(飛騨産業株式会社が運営する教育機関)
開発テーマ :「テーブルの脚」
貴重な木目や美しい照りなどを持つ一枚板が注目されることの多いテーブルですが、脚は平凡なデザインのものが多いのが現状です。そのため、ユニークな脚でより商品価値を高めたいというニーズが企業側にあります。学生たちにとっても、美しいデザインを考案すること、強度を確保すること、地域材を活かすこと、企業のニーズに応えることなど、様々な学びの要素があります。
このプロジェクトでは、「岐阜県立森林文化アカデミー」「森林たくみ塾」「飛騨職人学舎」の3校で学校横断型のチームを組み、「板蔵ファクトリー」が提案する課題に挑戦します。課題の詳細は以下の通りです。
プロジェクト名:木工から考える豊かな森と人づくりプロジェクト
【一枚板などの天板の「テーブル脚」の商品開発】
下記の、企業が商品開発をするときに検討課題となるさまざまな点を、先生の指導のもとチームの仲間とともにクリアしながら、商品開発企画を立案してください。
● 岐阜県産材の活用を念頭に置いた素材選定
● 売れ筋金額から逆算した製造予算
● 機能性をも内包したデザイン性
● 予算内に収め、短時間で作り上げるための製造方法
※企画の評価は、学校、行政、民間からの審査員が選定するコンペ形式で行います。
※優秀な作品は、板蔵ファクトリーによる商品化が検討されます。
期間中に各校にて1泊2日の合宿を3回実施し、その間にデザインの構想から製作、審査、そして結果発表までを行います。
「学生間の交流」「企業との連携」「学生の職業体験」を考える県内3校と、「環境課題への取り組み」「県産材の活用」「次世代の技術者育成」を考える企業が連携したことで、このプロジェクトが実現しました。授業でありながら実戦さながらの商品開発に挑むなかで、学生たちには数々のドラマが生まれ、記憶に残る経験となります。さらに、未来の木材産業を担う人材を育成する絶好の機会となることを目指しています。
昨年開催した第1回プロジェクトでは、提案されたテーブル脚のうち2作品がデザイン原案として採用され、実際に商品化されました。
<デザインを練り、試作品を製作する学生たち>
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_2.jpg
第1回プロジェクト 制作風景(1)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_3.jpg
第1回プロジェクト 制作風景(2)
<1位になった「小木の良さを活かした脚」と、実際に商品化された脚>
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_4.jpg
小木の良さを活かした脚
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_5.jpg
商品化された脚
<2位になった「足で触れる脚」と、実際に商品化された脚>
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_6.jpg
足で触れる脚
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_7.jpg
商品化された脚
【板蔵ファクトリーについて】
板蔵ファクトリーは、木製のオーダー家具や店舗什器の製造・施工、一枚板製品・建材・建具製造、OEM製品製造などを行う木工・造作家具工場です。当社は銘木のモノづくりにおいて日本一を目指す「銘木ファクトリー」として、日本トップクラスの銘木在庫ラインナップを揃えています。また、無垢木材の目利きができる熟練した職人チームによる、原木製材から加工、塗装、施工までの一貫生産体制も整えています。さらに、岐阜県内のみならず全国、海外の物件へオーダー家具・建材を納入しており、多数の実績があります。そして、全国の企業とともに木材製品に関する企画開発も行っています。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_8.png
板蔵ファクトリー キービジュアル
【板蔵ファクトリーの想い】
板蔵ファクトリーは、創業100年の材木屋であるヤマガタヤ産業グループの中で、次の100年を生きる材木屋として社会に対して何が貢献できるか、地域にどんな良い影響を与えられるか、を考えています。その中で、豊かな森と人を育てるため、未来のサステナブルな木材産業のために学校と連携し今回のプロジェクトをスタートさせます。当社としては、授業でありながら、実際の経済活動である仕事体験を通じて、森・地域の人・社会・地球環境に対して恩返しができるような仕組みを、学生の柔らかい発想で一緒に考えていただきたいと思っています。また、企業としても下記のような課題を学生と一緒になって再度検討していきたいです。
● 木工、家具作りを仕事にするとはどういうことなのか
● どのような商品が社会に受け入れられるのか
● どうしたら若い方に木材産業に興味を持ってもらえるのか
特に3つ目については、昨年の第1回プロジェクトに参加した学生のなかから当社で木工職人となった方が現れてくれたことから、いい効果があったのではないかと感じています。
【ヤマガタヤ産業グループのSDGsに関する取組み】
私たちは、サステナブルな世界を目指すSDGsの取組みを支援しています。
● 持続可能な木材資源の活用や端材の活用に努め、サステナブルな環境意識を持って製造します。
● 持続可能な森林形成のために、岐阜県産材など地域材の活用を積極的に行います。
● 縮小する木工業界において、銘木をはじめとした日本で古くから使われてきた伝統の素材・技術を積極的に活用し、日本文化の継承と職人の育成に寄与しています。
● 岐阜県産材の活用推進をパートナーシップでより積極的に進めるため、産官学連携チーム「ぎふの木ネット協議会」の運営をしています。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_9.png
SDGsアイコン
【会社概要】
会社 : 板蔵ファクトリー株式会社
所在地 : 岐阜県瑞穂市稲里88-1
代表取締役: 吉田 香央里
設立 : 2018年
URL : https://itakura-factory.com/
事業内容 : 木工・木製家具製造
板蔵ファクトリー株式会社はグループ親会社であるヤマガタヤ産業株式会社(※)創業100年時に設立された、木製のオーダー家具や店舗什器の製造・施工、一枚板製品製造、建材・建具製造、OEM商品製造などを行う木工・造作家具工場です。また、工場敷地内には日本一の床面積を誇る一枚板ショールームが併設されています。
(※)
グループ親会社: ヤマガタヤ産業株式会社
所在地 : 岐阜県羽島郡岐南町みやまち1-3
代表取締役社長: 吉田 芳治
設立 : 1918年
URL : http://ymg-s.co.jp
事業内容 : 木材・建築資材流通
ヤマガタヤ産業株式会社は創業以来100年にわたり、木材ひとすじで歩んできました。時代の流れに合わせて「木の美しさを伝え、木で人々の暮らしを快適にする」ことを使命に、原木・製材・構造材・内装材・造作材・特殊材・銘木・家具と、木にかかわることはすべてご提案する、木材のトータルソリューションを展開しています。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_1.png
プロジェクトキービジュアル
【学校・企業連携プロジェクト2025 概要】
プロジェクト実施期間:5月17日(土)~7月26日(土)
プロジェクトの目的 :全国有数の森林資源と木工技術を誇る岐阜県にて、
プロジェクトを通じて作り手の技術を
さらに高めるとともに、地域材を生かした
新たな商品を生み出すこと
参加団体 :板蔵ファクトリー株式会社
岐阜県立森林文化アカデミー(岐阜県立の専修学校)
森林たくみ塾(株式会社たくみ塾
(オークヴィレッジ株式会社のグループ会社))が
運営する教育機関)
飛騨職人学舎(飛騨産業株式会社が運営する教育機関)
開発テーマ :「テーブルの脚」
貴重な木目や美しい照りなどを持つ一枚板が注目されることの多いテーブルですが、脚は平凡なデザインのものが多いのが現状です。そのため、ユニークな脚でより商品価値を高めたいというニーズが企業側にあります。学生たちにとっても、美しいデザインを考案すること、強度を確保すること、地域材を活かすこと、企業のニーズに応えることなど、様々な学びの要素があります。
このプロジェクトでは、「岐阜県立森林文化アカデミー」「森林たくみ塾」「飛騨職人学舎」の3校で学校横断型のチームを組み、「板蔵ファクトリー」が提案する課題に挑戦します。課題の詳細は以下の通りです。
プロジェクト名:木工から考える豊かな森と人づくりプロジェクト
【一枚板などの天板の「テーブル脚」の商品開発】
下記の、企業が商品開発をするときに検討課題となるさまざまな点を、先生の指導のもとチームの仲間とともにクリアしながら、商品開発企画を立案してください。
● 岐阜県産材の活用を念頭に置いた素材選定
● 売れ筋金額から逆算した製造予算
● 機能性をも内包したデザイン性
● 予算内に収め、短時間で作り上げるための製造方法
※企画の評価は、学校、行政、民間からの審査員が選定するコンペ形式で行います。
※優秀な作品は、板蔵ファクトリーによる商品化が検討されます。
期間中に各校にて1泊2日の合宿を3回実施し、その間にデザインの構想から製作、審査、そして結果発表までを行います。
「学生間の交流」「企業との連携」「学生の職業体験」を考える県内3校と、「環境課題への取り組み」「県産材の活用」「次世代の技術者育成」を考える企業が連携したことで、このプロジェクトが実現しました。授業でありながら実戦さながらの商品開発に挑むなかで、学生たちには数々のドラマが生まれ、記憶に残る経験となります。さらに、未来の木材産業を担う人材を育成する絶好の機会となることを目指しています。
昨年開催した第1回プロジェクトでは、提案されたテーブル脚のうち2作品がデザイン原案として採用され、実際に商品化されました。
<デザインを練り、試作品を製作する学生たち>
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_2.jpg
第1回プロジェクト 制作風景(1)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_3.jpg
第1回プロジェクト 制作風景(2)
<1位になった「小木の良さを活かした脚」と、実際に商品化された脚>
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_4.jpg
小木の良さを活かした脚
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_5.jpg
商品化された脚
<2位になった「足で触れる脚」と、実際に商品化された脚>
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_6.jpg
足で触れる脚
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_7.jpg
商品化された脚
【板蔵ファクトリーについて】
板蔵ファクトリーは、木製のオーダー家具や店舗什器の製造・施工、一枚板製品・建材・建具製造、OEM製品製造などを行う木工・造作家具工場です。当社は銘木のモノづくりにおいて日本一を目指す「銘木ファクトリー」として、日本トップクラスの銘木在庫ラインナップを揃えています。また、無垢木材の目利きができる熟練した職人チームによる、原木製材から加工、塗装、施工までの一貫生産体制も整えています。さらに、岐阜県内のみならず全国、海外の物件へオーダー家具・建材を納入しており、多数の実績があります。そして、全国の企業とともに木材製品に関する企画開発も行っています。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_8.png
板蔵ファクトリー キービジュアル
【板蔵ファクトリーの想い】
板蔵ファクトリーは、創業100年の材木屋であるヤマガタヤ産業グループの中で、次の100年を生きる材木屋として社会に対して何が貢献できるか、地域にどんな良い影響を与えられるか、を考えています。その中で、豊かな森と人を育てるため、未来のサステナブルな木材産業のために学校と連携し今回のプロジェクトをスタートさせます。当社としては、授業でありながら、実際の経済活動である仕事体験を通じて、森・地域の人・社会・地球環境に対して恩返しができるような仕組みを、学生の柔らかい発想で一緒に考えていただきたいと思っています。また、企業としても下記のような課題を学生と一緒になって再度検討していきたいです。
● 木工、家具作りを仕事にするとはどういうことなのか
● どのような商品が社会に受け入れられるのか
● どうしたら若い方に木材産業に興味を持ってもらえるのか
特に3つ目については、昨年の第1回プロジェクトに参加した学生のなかから当社で木工職人となった方が現れてくれたことから、いい効果があったのではないかと感じています。
【ヤマガタヤ産業グループのSDGsに関する取組み】
私たちは、サステナブルな世界を目指すSDGsの取組みを支援しています。
● 持続可能な木材資源の活用や端材の活用に努め、サステナブルな環境意識を持って製造します。
● 持続可能な森林形成のために、岐阜県産材など地域材の活用を積極的に行います。
● 縮小する木工業界において、銘木をはじめとした日本で古くから使われてきた伝統の素材・技術を積極的に活用し、日本文化の継承と職人の育成に寄与しています。
● 岐阜県産材の活用推進をパートナーシップでより積極的に進めるため、産官学連携チーム「ぎふの木ネット協議会」の運営をしています。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/435059/LL_img_435059_9.png
SDGsアイコン
【会社概要】
会社 : 板蔵ファクトリー株式会社
所在地 : 岐阜県瑞穂市稲里88-1
代表取締役: 吉田 香央里
設立 : 2018年
URL : https://itakura-factory.com/
事業内容 : 木工・木製家具製造
板蔵ファクトリー株式会社はグループ親会社であるヤマガタヤ産業株式会社(※)創業100年時に設立された、木製のオーダー家具や店舗什器の製造・施工、一枚板製品製造、建材・建具製造、OEM商品製造などを行う木工・造作家具工場です。また、工場敷地内には日本一の床面積を誇る一枚板ショールームが併設されています。
(※)
グループ親会社: ヤマガタヤ産業株式会社
所在地 : 岐阜県羽島郡岐南町みやまち1-3
代表取締役社長: 吉田 芳治
設立 : 1918年
URL : http://ymg-s.co.jp
事業内容 : 木材・建築資材流通
ヤマガタヤ産業株式会社は創業以来100年にわたり、木材ひとすじで歩んできました。時代の流れに合わせて「木の美しさを伝え、木で人々の暮らしを快適にする」ことを使命に、原木・製材・構造材・内装材・造作材・特殊材・銘木・家具と、木にかかわることはすべてご提案する、木材のトータルソリューションを展開しています。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press