プレスリリース

<初開催>大阪府堺市の公立小学校で映像制作のプロ集団による体験型出前授業「映像のお仕事」を実施

2023年12月04日(月)16時30分
一般社団法人 日本動画制作協会 幹事会社で、映像制作・広告制作等を手掛ける株式会社トーン・アップ(東京本社:東京都中央区、代表取締役:富田 和伸、以下 トーン・アップ)は、体験型出前授業「映像のお仕事」を、堺市立家原寺小学校の6年生を対象に、2023年11月9日(木)、11月21日(火)に実施しました。
「映像のお仕事」は、子どもたちがプロの映像制作の世界にふれることで、仕事としての魅力や社会的な意義を知る機会となることを目的とするものです。堺市立家原寺小学校では、「総合的な学習の時間」のキャリア教育の一つに位置付け、この出前授業を実施しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_1.jpg
楽しみながら授業に参加する子供たち。

【授業の概要】
授業では、まず、映像が果たす社会的な役割や、映像制作に関わる人とお金について学びます。そして、校長先生をクライアント、子供たちのチームを映像制作会社に位置付け、映像の企画から制作までを体験します。講師として、プロのカメラマンやエディター、ヘアメイクアーティストが参加。実際の現場で使用されているカメラや編集機材を使い、制作の現場をリアルに、楽しく、擬似体験します。また、授業の振り返り会に「打ち上げ」を模すなど、多様なコミュニケーションの在り方や、仕事としての楽しさにもふれ、動画を作ることだけに留まらず、子供たちがさまざまな視点から映像の仕事へ興味を持ち、理解を深めることができる授業としました。


【この出前授業に関する社会的背景】
いま、情報通信や表現分野における映像の役割は、ますます重要になっています。インターネットなどを経由する通信系コンテンツでは、映像系ソフトの市場規模が年々拡大を続けています(※1)。また、「小学生がなりたい職業」に「ユーチューバー」が3年連続1位(※2)に選ばれたり、「最もしてみたい習い事」に「動画制作」が1位に選ばれた調査(※2)からは、映像を視聴するだけでなく、自分でも作ってみたいという子供たちが増えていることがうかがえます。このような時代背景のもとで、デジタルサービスやSNSにとくに深く接している現代の子供たちが、映像制作に関する知識や理解を深めることは重要であり、日本の映像制作業界の未来にも貢献するものといえます。
トーン・アップでは、映像制作現場の第一線で活躍する豊富な人材と、動画スクール「TU-MS(トゥムス)」(※3)の提供・運営で培った教育ノウハウを有しています。これらのリソースを活用することで、映像制作をテーマにした、クオリティの高い出前授業の提供が可能になりました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_2.jpg
※1資料
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_3.jpg
※2資料

(※3)TU-MS(トゥムス):トーン・アップが提供する、企業向け動画担当者養成講座
https://tu-ms.com/lp/


【実施内容】
■第1回授業<セミナー形式> 11月9日 13:45~15:20
「映像に関わる仕事、人、お金を大公開!子供たちの知らない世界に興味津々!」

<前半:映像講座>
まず「映像って何?」という問いかけから授業がスタート。映像の幅広いジャンルや役割、映像がビジネスになるしくみ、映像制作に関わるさまざまな人々の役割などを学びます。クイズ形式の解説や、トーン・アップが制作したCMを放映し、みんなが楽しみながら理解を深めました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_4.jpg
クイズや映像を交え、楽しみながら理解を深める授業。

<後半:ミニワークショップ>
子供たちが5つの班に分かれ、それぞれの班で映像制作会社を設立。会社名と企業ロゴも作成し、リアルな映像制作の世界に導きます。さらに、校長先生がクライアント役になり、映像制作が依頼されます。テーマは「家原寺小学校をPRするCM」。子供たちは企画を検討し、必要な映像を次の授業までに撮影することになりました。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_5.jpg
子供たちが5つの映像制作会社を立ち上げ、リアルな制作の世界へ。

■第2回授業<ワークショップ形式> 11月21日 9:35~12:45
「ボクはカメラマン!ワタシはディレクター!鑑賞会や楽しい打ち上げまで!」

各班が撮影素材を持ち寄り、いよいよCMを完成させます。体育館に設置された撮影ブースでは、プロのディレクターとカメラマンのサポートで撮影を体験。編集ブースでは、子供たちがディレクターになり、プロのエディター3名とCMを編集。ヘアメイクブースでは、ヘアメイクアーティストによるヘアメイク講座を開催。このように、実際の仕事を疑似体験しながら作品を完成させ、全員で鑑賞しました。最後は、ジュースとお菓子で「打ち上げ」を開催。仕事をやり遂げた達成感や喜びを仲間と分かち合い、多様なコミュニケーションの大切さも学びます。各社のロゴが入った名刺が子どもたちにプレゼントされ、名刺交換も体験しました。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_6.jpg
モニターを確認しながら、プロの機材で撮影を体験。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_7.png
女子だけでなく男子も興味津々。大人気のヘアメイクブース。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/377534/LL_img_377534_8.jpg
完成したCMは、どれも想いのこもった力作。みんなで鑑賞会を開催。

【参加された生徒様や教職員様の感想】
授業は大変な盛り上がりを見せ、参加した子供たちから以下のようなお声をいただきました。
○「思ったより楽しくて、ちょっと映像の仕事を目指してみたいなと思いました」
○「ディレクターや撮影、ヘアメイクなど、色々な映像の仕事が学べて楽しかったです」
○「映像の仕事にはたくさんの人が関わっていて、びっくりしました」

教職員の皆様からは、以下のようなお声をいただきました。
○「百聞は一見にしかずと言いますが、今回の出前授業は10回見るより1度自分で経験することに勝るものはないと感じました」
○「映像の仕事のすごさや面白さ、奥深さも感じたのではないかと思います」


【この出前授業を通じたトーン・アップの想い】
トーン・アップは、1919年の創業から100年以上にわたり日本の広告ビジネスに携わってきました。企業理念に『Visualize Value 人が喜ぶ「もの・こと・とき」を創造し伝える』を掲げ、これまでに培った技術と経験をもとに、新たな価値の創造に挑戦しています。また、一般社団法人 日本動画制作協会の幹事会社でもあり、このような映像分野の出前授業が、映像をより身近に感じ、興味を持っていただくきっかけになり、将来的な映像制作業界の底上げにもつながるように願っています。

また、当社ではSDGsに全社を挙げて取り組み、ESG経営を推進していますが、新たな学びの場を提供することは、SDGsを推進するうえでも意義のあることと考えています。

トーン・アップでは、学校教育の現場の皆様のご要望によって、このような出前授業を今後も提供していきます。

■会社概要
商号 : 株式会社トーン・アップ
代表者 : 代表取締役 富田 和伸
所在地 : [東京本社]東京都中央区銀座7-13-20
設立 : [創業]1919年5月・[株式会社設立]1961年6月
事業内容: 広告製版、印刷・大判出力、各種デザイン制作 映像制作、
レタッチ制作、3DCG制作、ノベルティ作成
資本金 : 4,800万円
URL : http://www.toneup.co.jp


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=主要3指数最高値、ハイテク株が高い 

ワールド

トランプ氏、職員解雇やプロジェクト削減を警告 政府

ビジネス

9月の米雇用、民間データで停滞示唆 FRBは利下げ

ビジネス

NY外為市場=ドルが対ユーロ・円で上昇、政府閉鎖の
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    「人類の起源」の定説が覆る大発見...100万年前の頭…
  • 5
    イスラエルのおぞましい野望「ガザ再編」は「1本の論…
  • 6
    「元は恐竜だったのにね...」行動が「完全に人間化」…
  • 7
    1日1000人が「ミリオネア」に...でも豪邸もヨットも…
  • 8
    女性兵士、花魁、ふんどし男......中国映画「731」が…
  • 9
    AI就職氷河期が米Z世代を直撃している
  • 10
    【クイズ】1位はアメリカ...世界で2番目に「航空機・…
  • 1
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 4
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 5
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 6
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 8
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 9
    虫刺されに見える? 足首の「謎の灰色の傷」の中から…
  • 10
    琥珀に閉じ込められた「昆虫の化石」を大量発見...1…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中