プレスリリース

ユビキタスAI、ルネサス社の最新プロセッサ RZ/T2Mグループに対応したマルチコア向け「TOPPERS-Pro/FMP3」を6月7日に販売開始

2022年06月07日(火)12時00分
株式会社ユビキタスAIコーポレーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡、以下「ユビキタスAI」)は、マルチコア向け商用リアルタイムOS「TOPPERS-Pro/FMP3」が、ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下「ルネサス社」)の最新マイクロプロセッサRZ/T2Mグループに対応し、2022年6月7日に販売開始したことを発表します。

IIoT(Industrial IoT)やIndustry4.0が広まるにつれ、生産工程や流通工程など上流のデジタル化だけでなく工作機械や産業用ロボット、製造装置といった生産設備・生産ラインなどもネットワーク接続されるようになっています。近年では一般に普及しているイーサネットをベースに、これらに求められる機能を追加した産業用イーサネットと呼ばれるネットワークも多く使われています。

ルネサス社の最新プロセッサであるRZ/T2Mは、Arm(R) Cortex(R)-R52コアを2つ搭載したマルチコア構成で、高速かつ高精度なモーターのリアルタイム制御と、最新の産業ネットワーク通信を1チップで実現し、機能安全処理にも対応します。

一般的にはRZ/T2Mを使う場合、モーター制御と産業ネットワーク通信処理がそれぞれ分離・独立した構成を取るため、一方のシステムが他方のシステムへ影響を与えることなく安全性の高いシステムが構築しやすいという特長を持ちます。半面、相互の関係が疎となっているため相互に通信したり、同期を取ったりするような処理を行う場合、特別な手法が必要となります。また、マルチコア/マルチOSのシステムとなるため、システムが複雑になりデバッグも難しくなります。

TOPPERS-Pro/FMP3は、シングルコアで1つのリアルタイムOSを動かすのと同様の使い方でマルチコアを意識せずにコアを跨いだタスク間通信や同期が行えます。またそれぞれの処理が1つのOS上で動作しているため、デバッグが容易です。さらにTOPPERS-Pro/FMP3はμITRON仕様のリアルタイムOSなので、既存システムからの移行、従来資産の流用、技術者の確保が容易、という利点もあります。


■RZ/T2M対応TOPPERS-Pro/FMP3の概要
名称 : TOPPERS-Pro/FMP3
販売開始日 : 2022年6月7日(火)
価格 : 開発ライセンス 960,000円~
製品ページURL: https://www.ubiquitous-ai.com/products/TOPPERS-ProFMP3/


■主な特長
・RZ/T2Mに対応済み
Renesas Starter Kit+ for RZ/T2Mで動作確認済みのため、すぐに利用開始可能
・SMP型リアルタイムOS
SMP型のリアルタイムOSのため、ユーザーはマルチコアを意識することなくシステム構築可能。また、用途に応じてAMP構成にも対応可能
・μITRON仕様準拠
国内でもっとも普及しているμITRON仕様に準拠し、既存システムからの移行、従来資産の流用、技術者の確保が容易


<お見積もり・お問い合わせ窓口>
sales@ubiquitous-ai.com


■ルネサス エレクトロニクス株式会社 インダストリアルオートメーション事業部 事業部長 坪井 俊秀氏のコメント
「長い歴史と多くの実績を持ち、ルネサスの最も信頼できるパートナーの一社であるユビキタスAIのTOPPERS-Pro/FMP3が、いち早くルネサスの最新プロセッサであるRZ/T2Mに対応したことを喜ばしく思います。マルチコア搭載のRZ/T2Mのシステムはソフトウェア構成も複雑になるため、ソフトウェアパートナーのサポートが重要です。今回の対応が、お客さまの開発の大きな助けになることに期待します。」


■株式会社ユビキタスAIコーポレーション 代表取締役社長 長谷川 聡のコメント
「マルチコアやマルチOSを使ったシステムを構築する場合、シングルコア/シングルOSのシステムとは違い考慮しなければならない課題が多く発生します。ユビキタスAIでは、このたびの高性能RZ/T2MへのTOPPERS-Pro/FMP3適用のように、お客さまの複雑なシステム設計を簡素化し、市場投入までの期間を短縮する商用リアルタイムOS製品を提供してまいります。また製品の販売だけでなく、多くの経験に基づいた技術サポートも併せて提供し、お客さまの製品開発の効率化に貢献します。」


ユビキタスAIでは、今後もTOPPERS-Proの機能強化や対応プロセッサの拡充を行い、顧客製品の高機能化、高信頼性化および市場競争力の強化に貢献してまいります。


■「TOPPERS-Pro/FMP3」について
ユビキタスAIが提供するTOPPERS-Proシリーズは、NPO法人TOPPERSプロジェクトが開発したμITRON仕様のオープンソースカーネル「TOPPERS」をベースに、ユビキタスAIが開発・販売する商用リアルタイムOSソリューションパッケージです。IoT機器、スマート家電から産業機器まで幅広い分野での採用実績があります。マルチコア対応の「TOPPERS-Pro/FMP3」は、SMP(対称型マルチプロセッシング)型のソフトウェア構成を取ることができるのが大きな特長です。

URL: https://www.ubiquitous-ai.com/products/TOPPERS-ProFMP3/


■株式会社ユビキタスAIコーポレーション(証券コード:3858)について
ユビキタスAIコーポレーションは、組込み機器向けを中心としたソフトウェアの開発・ライセンス、および海外製ソフトウェアの輸入販売を行う企業です。ユビキタス社会に必要とされる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術、各種テストツールなど、多数のソフトウェアとサービスを提供しています。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。

本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル6F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/


■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタスAIコーポレーションの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。


※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
※本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

NZ企業信頼感、1月は低下 堅調さ継続=ANZ

ワールド

ガザ武装解除、国際資金による買い取り含む=米国

ワールド

ミネアポリスで緊張再燃、トランプ氏「火遊び」と市長

ワールド

トランプ政権、重要鉱物の最低価格保証計画で後退=関
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 5
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 6
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 7
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    またTACOった...トランプのグリーンランド武力併合案…
  • 10
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中