FRBの利下げ開始は後ずれしない~円安局面は終焉へ~
パウエル議長は2%インフレへの回帰が早晩実現する、との認識
また、パウエル議長は記者会見において、9月の利下げの是非について言及は避けたが、労働市場の需給バランスが改善しており、5月のインフレコア低下を「良い数字」と評価した。今回示されたインフレ見通しについて、「保守的な想定を置いてインフレ見通しが達成できる」とも言及した。2%インフレへの回帰が早晩実現する、との認識をパウエル議長自身は抱いているとみられる。
更に、年内1回利下げ、2回利下げの意見の違いが小さい点にも議長は言及したが、FOMCメンバーの見解は、今後のインフレコアの見通しの違いがもたらしているとみられる。この予想の違いはあるが、現在5.5%の政策金利は高過ぎるため、年率2%に近いインフレが23年後半のように数か月続けば利下げが必要、との認識は多くのメンバーで共有されているということだ。
24年9月からFRBも引締めを緩めて金融緩和に転じる
要するに、FRB利下げに転じるかどうかは米国のインフレ次第である。単月のインフレ指標の予想は難しいが、今後はインフレの落ち着きが3カ月程度続く、と筆者は予想している。このため、9月会合での利下げが行われると引き続き見込んでいる。
FRBは22年から金融引締めを継続してきた。ECB(欧州中央銀行)やBOC(カナダ中銀)といった先進国中央銀行と同様に、24年9月からFRBも引締めを緩めて金融緩和に転じるとみられる。このため、為替市場における、ドル高円安のトレンドが変わるだろう。歴史的な円安という日本経済にとって大きな追い風がやむ時期は着実に近づいている、と認識する必要がある。
(本稿で示された内容や意見は筆者個人によるもので、所属する機関の見解を示すものではありません)
アマゾンに飛びます
2026年4月14号(4月7日発売)は「トランプの大誤算」特集。国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
一足早く「原油離れ」していた株式市場...停戦で米国経済はリスクが減ったが、日本はどうか 2026.04.08
原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右するもの 2026.03.17
高市政権「日銀人事」を金融市場が「最高値」で信認した理由 2026.02.27
高市自民党の圧勝で日本経済はどうなるか? カギは「180兆円」の使い道 2026.02.09
日経の「高市政権の消費税減税はポピュリズム」批判は的外れ 2026.01.27
高市首相の「解散総選挙」決断で、日本経済はどうなるか? 2026.01.14
中国、日本、ドイツ...2026年の各国経済の成長を左右するのは「あの政策」の有無 2025.12.24
-
カスタマーサポート/4月入社 外資系高級ラグジュアリ ブランドのお客様をサポ ト 土日祝休み 10時 19時固定
TDCXJapan株式会社
- 東京都
- 月給26万5,000円~30万円
- 正社員
-
Regulatory Specialist/薬事/大手外資系洗浄剤メーカー
エコラボ合同会社
- 東京都
- 年収600万円~900万円
- 正社員
-
外資系日用品メーカーで衛生製品の品質保証/薬剤師
ゴージョージャパン株式会社
- 東京都
- 年収600万円~800万円
- 正社員
-
週3在宅・フレックス・フィールドセールス エッセンシャルオイル外資系企業
ヤング・リビング・ジャパン・インク
- 東京都
- 月給45万8,333円
- 正社員






