存立危機事態巡る高市首相発言は「重大な転換」、米政府報告書
写真は2025年10月の日米首脳会談で移動する高市首相とトランプ米大統領。都内で撮影。REUTERS/Evelyn Hockstein
Michael Martina
[ワシントン 18日 ロイター] - 米国家情報長官室は18日に公表した「世界の脅威」に関する年次報告書で、台湾有事が存立危機事態になり得るとした昨年11月の高市早苗首相の国会答弁について、日本の体制において「重みがある」とし、現職首相にとって「重大な転換」だと指摘した。
報告書は、高市氏の発言を受けて中国が多方面にわたる強制的圧力を用いていると指摘し、こうした圧力は2026年を通じて激化すると予想。その目的として「日本を罰することのほか、台湾危機への潜在的関与について他の国が同様の声明を出すのを抑止すること」があると分析した。
このほか、中国が尖閣諸島周辺での軍事および海警の活動も増加させると予想し、こうした活動が事故などのリスクを増大させ、意図しないエスカレーションにつながる可能性があると指摘した。
報告書は、中国が27年までの台湾侵攻は計画しておらず、武力を使わずに台湾支配を実現したい意向を持っているとの見方を示した。





