英南東部の髄膜炎集団感染で2人死亡 大学生らにワクチン接種へ
写真は3月18日、英ケント大学キャンパス内で髄膜炎のワクチン接種を受けるために並ぶ学生ら。REUTERS/Chris J. Ratcliffe
Paul Sandle
[ロンドン 18日 ロイター] - 英国ケント州で「前例のない」規模の髄膜炎の集団感染が発生し、2人が死亡し、新規感染者数は20人に急増した。英保健当局はこれを受け、イングランド南東部の大学生らを対象にワクチン接種を開始する。
英保健安全保障庁(UKHSA)によると、死亡したのはケント大学の21歳の学生と、同州フェイバーシャムの学校に通う10代の生徒。
確認された9件の症例のうち6件はB群髄膜菌炎(MenB)によるものとされた。乳児1人の感染も確認されているが、現時点で今回の集団感染との関連はないという。
英国では2015年から乳児を対象としたMenBワクチンの接種が導入されたが、現在の大学生の多くは対象外だったため、免疫を持っていない可能性が高い。
欧州疾病対策センター(ECDC)は、欧州連合(EU)および欧州経済領域(EEA)の一般市民における侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD))のリスクは「極めて低い」としている。
ECDCによると、フランスでも今回の集団感染と関連する可能性があるIMDの症例が1件報告されている。





