米アルコア、10拠点をデータセンターへ売却目指す
米アルミニウム大手アルコアのビル・オプリンガー最高経営責任者(CEO)は24日、事業を閉鎖または縮小した10拠点をデータセンター業界に売却する方針を明らかにした。写真はアルコアのアルミニウム精錬所、オーストラリアのビクトリア州ジーロング、2014年2月(2026年 ロイター/Jason Reed)
[24日 ロイター] - 米アルミニウム大手アルコアのビル・オプリンガー最高経営責任者(CEO)は24日、事業を閉鎖または縮小した10拠点をデータセンター業界に売却する方針を明らかにした。
最初の売却は6月末までに完了し、その後すぐに2件の売却が続く見込みだという。
エネルギー集約的な製錬工程に電力を必要とするアルミ生産企業は、電力供給を巡り、電力消費量の多いデータセンターとの競争に直面している。だが電力需要の急増は、豊富なエネルギー源に近い立地条件から選ばれた一部拠点を売却する機会も生み出している。
オプリンガー氏は、アルコアは従来、資産売却時に価値最大化と負債最小化を図ってきたと説明。人工知能(AI)の出現が評価額にどの程度影響を与えるのかが現時点の疑問だと指摘し、「データセンターあるいはAIの世界における当社各拠点の価値の理解に努めている」と述べた。
アルコアと競合する米センチュリー・アルミニウムは今月、南部ケンタッキー州ホーズビルにある操業休止中の精錬所をデータセンター企業に売却し、同社株の6.8%を保持している。





