豪、反ユダヤ主義で調査開始 ボンダイ銃乱射受け王立委設置
写真は2025年12月、シドニーのボンダイビーチで撮影。REUTERS/Hollie Adams
Alasdair Pal
[シドニー 24日 ロイター] - オーストラリアは、昨年12月にシドニーの名所ボンダイビーチでユダヤ教の行事ハヌカ中に銃乱射事件が発生して15人が死亡した事態を受け、24日に政府支援の下で反ユダヤ主義に関する調査を開始する。
事件は厳格な銃規制を掲げるオーストラリアに衝撃を与え、反ユダヤ主義に対する規制と対策の強化を求める声が高まった。これより先にも、メルボルンのシナゴーグ放火事件など国内で反ユダヤ主義事件が相次いでいた。
政府はボンダイビーチの事件を巡り連邦王立委員会を設置。同委は政府が設置する調査機関で、関係者に証言や情報提供を求める強い権限を持つ。銃乱射事件の経緯に加え、オーストラリアにおける反ユダヤ主義や社会的結束についても検証し、調査結果を今年12月までに公表する。
アルバニージー首相は当初、調査には何年もかかるとして王立委設置を求める声に難色を示し、ユダヤ人団体や犠牲者の家族から批判を浴びていた。





