ニュース速報
ビジネス

IBM株急落、2000年以来の下落率 アンソロピックのCOBOL近代化を嫌気

2026年02月24日(火)12時28分

1月20日、スイスのダボスで撮影。REUTERS/Romina Amato/File Photo

[‌23日 ロイター] - 23‌日の米株式市場でIBMの株価が​急落し、1日の下落率としては約25年ぶりの大きさ⁠を記録した。

人​工知能(AI)スタートアップの米アンソロピックが、メインフレーム(大型汎用機)で使われるプログラミング言語「COBOL」の近代化をAIで支⁠援できると主張したことが材料視された。

終値は前週末比13.2%安となり⁠、2000​年10月18日以来の下落率となった。

COBOLは、銀行や保険、政府機関などのIBM製メインフレームで広く利用されているプログラミング言語。

アンソロピックは23日付のブログで「かつてCOBOLシステム⁠の近代化には、大勢のコンサル‌タントが数年をかけてワークフローを分析す⁠る⁠必要があった。クロード・コードのようなツールを使えば、近代化作業の大半を占める調査や分析フェーズを自動化できる」と指摘。「AIを活用する‌ことで、数年単位だったCOBOLのコード近​代化‌を数四半期で⁠完了できる」とし​た。

ここ数カ月、ソフトウェア関連株はAIツールの性能向上による影響を懸念する売りが強まっている。特にアンソロピックが大規模言語モデル「クロード‌」のアドオン機能を投入したことで、同社がアプリケーション層への進出​を強めるとの警戒感が広⁠がった。

同日はサイバーセキュリティー関連株も売られ、クラウドストライクやデータドッ​グが下落した。投資家の間では、アンソロピックが新たに打ち出したセキュリティー機能が業界に与える影響を注視する動きが出ている。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

パナマ、香港企業の港湾契約を正式に無効化 当局が従

ワールド

26年度予算・税制改正、年度内成立を目指す=高市首

ビジネス

三井住友銀、「AIオペレーター」を投入 コールセン

ワールド

インドネシア財政赤字、1月はGDP比0.21% 歳
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 5
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 6
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 7
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 10
    「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中