米民主党、下院激戦区の資金調達で共和党上回る
写真は米連邦議会議事堂。2月13日。ワシントンで撮影。REUTERS/Annabelle Gordon
Nolan D. McCaskill
[ワシントン 23日 ロイター] - 11月の米中間選挙まで9カ月を切り、下院選の激戦区では民主党候補が共和党候補を上回る資金を調達していることが分かった。ロイターが選挙資金報告書を分析した。
現在、下院は218対214と僅差で共和党が過半数を占めている。歴史的に、政権与党は中間選挙では不振に終わる傾向がある。
1月公表の連邦報告書によると、激戦区の現職議員は政党を問わず、資金調達で対抗馬より優位に立ち、昨年は8400万ドル以上集めた。
ただ、最も競争が激しい30選挙区の開示資料を調査したところ、民主党の現職に挑む共和党候補は、共和党現職に挑戦する民主党候補と比較して資金集めに苦戦していることが判明した。
民主党が支配する16選挙区で立候補した共和党候補42人の昨年の調達額は約2000万ドル(1人あたり約46万5000ドル)。共和党が支配する14選挙区で立候補した民主党候補54人の調達額は約5000万ドル(1人あたり約91万8000ドル)だった。
民主党は、現職議員が再選を目指さない3つの激戦区全てで、資金調達で優位に立っている。
下院では、政界引退や知事選、上院へのくら替えなどで来年初めに共和党議員少なくとも31人が離脱する見通し。民主党はこのうちの6議席を取りたいと考えている。
民主党の選挙戦略担当者は、下院共和党は、議席数拡大よりも、わずかな過半数の維持に重点を置き、現職議員の維持を優先していると指摘した。
共和党議会委員会の広報担当者マイク・マリネラ氏は、同党の現職議員は資金調達や有権者が重視する政策課題で「民主党を完全に圧倒している」と述べ、民主党は自らの健闘を確認するようなデータを集めていると指摘した。





