米ロ・ウクライナ三者協議が再開、戦闘続く中で初日終了
アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで米ロ・ウクライナ三者協議が再開された。4日撮影の提供写真。UAE Ministry of Foreign Affairs/Handout via REUTERS
Olena Harmash
[キーウ 4日 ロイター] - ウクライナとロシアは4日、アブダビで再開された米国仲介による高官協議の初日を終えた。戦闘が依然として続く中、戦争終結に向けた取り組みの前進を目指す。
ウクライナの首席交渉官ルステム・ウメロフ氏はXに「作業は実質的かつ生産的で、具体的な措置と実際的な解決策に焦点を当てていた」と投稿した。匿名の米当局者も、生産的だったとの認識を示した。
協議は2日間にわたって行われる。争点は、ロシアが要求するウクライナの領土割譲とロシアの占領下にあるウクライナ南部ザポリージャ原発の管理権になるとみられる。
アラブ首長国連邦外務省が同日公開した写真には、3つの代表団がU字型のテーブルを囲んでおり、米政権のウィットコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏らが中央に座っている様子が写っている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は定例のビデオ演説で、協議が真の平和につながり、ロシアに新たな戦争継続の機会を与えないことが極めて重要だと述べた。またウクライナの支援国に対し、ロシアにより強い圧力をかけなければならないとした。
「ウクライナ国民は、ロシアがあらゆるものを自らの利益のために利用し、攻撃を続ける方向ではなく、状況が真に平和と戦争の終結に向かっていると実感しなければならない」と語った。また、会談が近日中に新たな捕虜交換につながることを期待しているとも述べた。
ただ、こうした中でも双方の攻撃は激化している。協議開始直後、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州をクラスター爆弾で攻撃し、少なくとも7人が死亡、15人が負傷した。同州のフィラシキン知事が明らかにした。
ロシアのペスコフ大統領報道官は4日、ウクライナが戦争終結につながる「決定」を下すまで、ロシア軍は戦闘を続けると述べた。
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